教育

全然本を読まない!子どもに読書習慣をつけるには?

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子どもに読書習慣を付けることは大切です。

って、よく言われますよね。

でも、実際には親が思うように読書習慣を育むことは難しい。

あまりガミガミ言っても逆効果のような気がするし、だからと言って放っておけばいっこうに本を読む気配はない。

では、どうすれば子どもが進んで本を読むようになるのでしょうか?

子どもに読書習慣をつけるにはどうすれな良いのか、お話ししたいと思います。

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子どもに読書習慣が必要なワケ

まず、なぜ子どもに本を読ませた方が良いのか、その理由からお話ししましょう。

なぜ本を読まなくてはならないのか、親が分かっていなければ子どもに対して自信をもって進めることは難しいですよね。

言葉を学ぶ

まず基本的なところとしては、言葉です。
読書を通じて文字を覚えたり、言葉の意味や使い方を覚えていくことができます。
なんでもかんでも「すごーい!」「やばい!」しか言えないのは、他の表現を知らないからですね。
本を読んでいれば、様々な表現方法が身につきます。

知識をつける

これも基本的なものです。
文字や言葉の使い方といった知識だけでなく、本に書かれていること(たとえば恐竜図鑑なら恐竜の名前や生態など)の知識を得ることができます。
歴史小説を読むことも、当時の時代背景を知るのに役立ったりしますよね。

想像力が発達する

本は、文字を読むものです。
挿絵が入っていたりもしますが、ほとんどは自分の想像が必要になってきます。
本を読んでいると、書かれていることを頭の中でありありと想像できるようになってきますよね。
想像力があれば、人の気持ちを推察して、円滑な人間関係を築くための基礎にもなります。

創造力を育む

創造力も育ちます。
本を読んで、その情景を想像するということだけではなく、「続きがあるとしたらどんな話になるかな?」などと物語を創造することもあるでしょう。
そういう脳の使いかたをしていると、モノを作り出すとうことにも役立ちます。

親子関係を良くする

小さいうちは、親が読み聞かせをすることが大切です。
読み聞かせをすることが親子のコミュニケーションとなり、親子のきずなが深くなります。
本の感想を言い合ったり、一緒に図書館に行くというのも親子関係にとって良いことですね。

このように、読書にはさまざまな意義があります。
平ったく言えば、本を読むことによって「賢くて優しくて心豊かになる」と言えるのではないでしょうか。

子どもが本を読まないのはなぜ?

では、どうして子どもは親が思うように本を読んでくれないのでしょうか?

その理由は2つです。

本を読むという環境がない

「本を読む発想がない」と言っても良いと思います。

地球のどこかに、靴を履く習慣がない村があるとします。
誰かがいきなり「靴をはきなさい!」と言ってきても、困ると思いませんか?

靴を履くという習慣が無いということは、靴そのものを知らない、ということもありますし、靴の履き方は当然分かりません。
なにより周りで誰も履いている人がいないので、靴を履いてみようという気持ちにはならないでしょう。
靴を履くことによって歩きやすくなるとか、足を守ってケガをしにくくなる、というメリットも知らないのですから。

子どもにとっての読書は、これと同じような状態になっていることがあります。
つまり、

・家に本が(ほとんど)無い
・周りで本を読んでいる人がいない
・本を読むことのメリットが分からない

親が本を読まないのに、子どもが本を読もうという気にはならないものです。
靴を履かない村の人にとってはその村が世界のすべてです。
子どもにとっては、家の中が世界のすべて、とまでは言わなくても、大半は家の中が占めています。

家の中で誰も本を読んでいなければ、子どもは本を読むという習慣を知ることはありません。

家に本がほとんどない、もしくは見えない戸棚に片づけてある、そして親も本を読まない、と言う環境では、子どもに読書習慣をつけることは難しいのではないでしょうか。

他にやることがたくさんある

二つめの理由は、読書以外にやることがたくさんある、ということです。

特に現代の子どもは、忙しいのです。
テレビ番組を見たり、おもちゃで遊んだり、読書以外に、もっと魅力的でもっと分かりやすいものがたくさんあります。
ゲームもありますね。

テレビ番組やゲームというのは特に、文字を読む必要もほとんどなく、手軽に楽しめるものです。
わざわざ文字の羅列を眺めること(読書)をしなくても、他にやりたいことがたくさんあるのです。

もっと娯楽の少ない時代なら、もっと本を読んでいたと思います。
おもちゃをたくさん買ってもらえるわけでもなかったですよね。
テレビだって、好きなテレビを録画しておいて好きな時に見られる、という環境だった人は少ないはずです。

そのような環境で育てば、「やることがないから本でも読むか」と本を手にとることも多いのではないでしょうか。

子どもに読書習慣をつける方法

では、どうすれば子どもに読書習慣をつけることができるのか、その方法を紹介しましょう。

本を身近な存在にする

先ほど紹介したひとつめの理由を解決しましょう。

本を読む習慣が周りになければ子どもは本を読みません。
ですから、家に本を置き、親が本を読みましょう。

わたし自身も反省したことがあります。
わたしはけっこう本を読む方ですが、本を読むのは通勤のときや子どもが寝てからなどで、子どもが見てないときだったんです。

いくら親が本を読んでいても、子どもが見ていなければ意味ないですよね。

ですから、多少邪魔されるのは仕方ないにしても、子どもがいるところで本を読むことをおすすめします。
わたしが目の前で本を読むようにすると、それに興味も示しますし、自分も本を読もうと思ってくれたように思います。

読書時間・読書デーを作る

次に、二つ目の理由を解決しましょう。

それは、テレビやゲームをナシにして、読書時間を作るという方法です。
放っておけば、子どもはテレビを見たりゲームをしたりと一向に本に触れあうことはありません。

朝はテレビをつけずに、朝食と身支度が済んだら学校に行くまでの時間は読書をする、というのでも良いでしょう。
また、「毎週○曜日は読書デー」と決めても良いですね。
その日は夜テレビをつけず、ゲームもお休みにして親も一緒に本を読んでみてはいかがでしょうか。

子どもに本を与えよう

適当な本がなければ、子どもは本を読みません。
子ども向けの本には「幼児向け」「小学校低学年向け」などと書かれていますからそれを目安に選ぶとよいですね。
ただ、本を読まない子どもには、少しレベルの低いものを与えるのがおすすめです。

少し易しいぐらいの方が子どもも読みやすいようで、すんなりと読んでくれるようになります。

わたし自身は子どもの頃は低学年の頃に「高学年向け」や大人向けの本を読むのも好きな子どもでしたが、残念ながら我が子はそうではありません。
現在小学2年生ですが、少し前まではほとんどひらがなばかりの「一休さん」とかを読んでいました。
それでも読まないよりマシか、と思って見守っていましたが。
字をすらすら読めるようになってくると最近は低学年向けの本はある程度読めるようになってきましたよ。

興味のある本を与えよう

親がいくら「これは良書だ!」と思って買い与えても、子どもが興味を示すものでなければなかなか読んでくれません。
うちの子どもに「ワシントン」の伝記を与えても多分読まないでしょう(笑)

前述の「一休さん」も、テレビで実写版一休さんのドラマを見てハマってくれました。
きっかけはテレビやゲームでも良いですし、興味のある本を与えることが大切だと思います。

わたし自身も子どもの頃に幕末モノのドラマを見て、「坂本竜馬」や「西郷隆盛」などの伝記を読むようになり、そこから「燃えよ剣」などの歴史小説にも手を出すようになりました。(ちなみにそのドラマは「竜馬におまかせ!」です。覚えてる方いますか?)

子どもが興味のある本を与えるには、一緒に本屋さんや図書館に行くのも大切です。
そして、好きなものを選ばせてあげましょう。
たとえそれが戦隊モノの本であっても、文字に慣れてくれるのであれば買ってあげても良いと思います。

これは「今でしょ!」でおなじみの林先生もおっしゃっていましたが、林先生自身も、子どもの頃は好きな本を親が買ってくれていたそうです。
わたし自身もよく親に本を買ってもらっていて、途中からはキリがないと思われたのか図書館に連れて行かれるようになりました。

イントロダクションを話そう

なかなか子どもが本を読まない場合は、上手に本の世界に入りこめないことがあります。
いくら興味をひかれて買ってもらった本でも、実際に面白いのかどうかわからなければ、なかなか読み始められないことがあります。

そういう場合は、親がそのお話の導入部分を少し話して、「すごく面白いよ」と背中を押してあげると良いでしょう。

また、そういう子も場合は、すでに知っているお話を選ぶというのも良いです。
ジブリやディズニーなど、すでにテレビで見て知っているお話ならすんなりと入り込みやすいようです。
そういえばうちは、一時期ピーターパンにハマっていました。

読書習慣をつければきっと良い子に育つ

子どもに読書習慣をつけるのは大切だと思います。

わたし自身は本にのめり込むタイプで、親に「本を読め」と言われるどころか本を読みすぎるので「9時以降は読書禁止」と制限される始末でした。
でも大半の子どもはそうではありません。

わたしも、はじめは「わたしの子どもなんだから絶対本は好きなハズ!」とか思っていましたが、どうやら幻想だったようです。

もちろん、本の虫と言われるぐらいの読書家にならなくてもかまいません。
でも、本を読むことに抵抗を持ったまま大人になるのは避けた方が良いと思います。

大人でも「この人は本を読まないんだろうな~」という人がいます。
たいていの大人は、ある程度本は読んできたはずですから、「最近本を読んでないな~」と思っても問題ではありません。
取扱説明書がちゃんと読めればいい、とわたしは思っています。

というのも、活字に抵抗がある人というのは、取扱説明書が読めなくて困るからです。たしかに取説を読むのは大変ですが、それでもたいていはある程度読みますよね。
活字に抵抗を持っている人はネットのニュースすら読まない人も多いですし、漫画も読まない、ということもあります。

それでも生きていけなくはないのですが、より良く生きるということを考えれば、やはり読書習慣をつけてあげた方が、子どもにとっては良いのではないでしょうか。

子どものうちに習慣づけてあげれば、その後は放っておいても本を読むようになると思います。

ちなみに、幼少時に本を読まなくても、中学生ぐらいから本を読むようになる子もいるので、今ダメだからと言って焦る必要はありません。
親ができることは子どもに「本読みなさい!」と怒鳴ることではなく、読書をしやすい環境を作ってあげることです。

そうすれば気が向いてくれればいつのまにか読むようになりますし、子どもが小さいうちはゆったりとした気持ちで見守ってあげてくださいね。

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