副業

在宅ワークとノマドを一年以上続けてみた感想まとめ

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ノマドワーカー

はじめまして、ヨウと申します。憧れていたわけでも狙っていたわけでもなかったのですが、在宅と喫茶店で仕事を続ける、いわゆるノマド的な仕事を一年以上続けてきました。

その生活を一年以上続けることになった理由から感想までを以下にまとめてみました。

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会社の急激な経営悪化で社内クラウド化に取り組む

三重県で事務所を構えて小さい会社を経営していたが急激な会社の経営悪化に伴い、社内クラウド化を本格的に導入しはじめたのが、いまから約3年前のことです。

社内クラウド化が予想以上に上手くいき、10人近くいたパート、アルバイトを全員、在宅ワークに切り替えて事務所を縮小。

それまでの主な仕事はWEB制作、コンサルティング等、営業社員も数名抱えて、バリバリやっていましたが、コンサルティングなどを断っていき、売上を立てていない営業社員は解雇。

現在の主な仕事は自社メディア開発、特に仲の良いお客さんのみに絞ったコンサルティングやWEB集客のお付き合い。オマケでアフィリエイトといったカンジです。

このときには自分が会社にいなくても仕事がまわる環境は出来ていましたが、事務所には毎日出勤していました。

東京に行くか?それとも大阪?

そんなある日、東京に行くか大阪に行くかの選択に迫られることになりました。

ビジネス仲間から「ついに東京進出か?」と驚かれたりしたのですが全然違います。

ウチは共働きで嫁さんも働いているのですが、もともとの職場が大阪で結婚前までは三重県の自分と遠距離恋愛だったんですね。

結婚してから一緒に三重に住むようになっていたのですが、大阪までの通勤が遠すぎるのと、10年以上に渡って大阪という都会に身を置いていたことで、三重のあまりの田舎っぷりが苦痛というのも合わさって嫁さんのストレスは相当たまっていました。

嫁さんは自分に気を遣わせないようにと、あまり愚痴はこぼさなかったのですが、さすがに一緒に住んでいたら疲れ果てているのがすごくよくわかります。。。

そこで「いまは自分がいなくても会社がまわるから大阪に行くか?」と提案したところ、それだったら実は前から東京のある会社から転職の誘いを受けているから東京に行きたいとなりました。

そんなことから「じゃあ、オレも着いていくわ」ということで東京に移り住むことになりました。

まぁ、ヒモみたいなモンですね。といっても自分もきちんと働いていますが(笑)

自宅 or 喫茶店が仕事場に

東京で三重とは別に事務所を借りて、人を雇う気は無かったので自然と仕事場は自宅か近くにあるベローチェという喫茶店。

仕事自体、三重の事務所と在宅ワーカーのスタッフだけでも十分にまわっていたというのもあります。

以上のような理由から別にノマドワーカーに憧れていたわけじゃ無いけど、自然とノマドなスタイルになりました。

東京に引っ越したのは、2011年の12月のことでしたが、僕自身はこのときノマドという言葉自体を知りませんでしたし興味もありませんでした(笑)

在宅ワークとノマドで良いと思ったこと

ハッキリ言って、ひとつもありません。

こんなことを言うと、ノマド生活に憧れたり、いま楽しんでいる人は怒るかもしれませんが、自分には全く合いませんでした。

正確に言うと、ノマドワークというスタイルと自分のやっている仕事が合わないというカンジです。いまの身の周りの環境が変わればまた違うとは思います。

喫茶店と事務所で同じパソコンが使えない

Googleドライブやドロップボックス、エバーノートなどクラウド上で同期すればどこでも同じ情報を得て同じレベルの仕事ができると言われています。

たしかにデータやリアルタイムでの情報という面では全く問題ありません。スタッフともスカイプを使うことでリアルタイムにやりとりが可能です。

けど、モニター画面の大きさと枚数だけはどうしようもありません。

僕は家や三重の職場では大画面のモニターを二つ並べてデュアルディスプレイで仕事をしていました。

デュアルに一度でもしたことがある方ならわかると思いますが、モニター画面の小さなノートパソコンとでは作業効率が全く違います。

いくら居心地の良い素敵な喫茶店やホテルのロビーだったとしても作業効率が落ちることのストレスのほうがはるかに上まわります。

喫茶店なら考え事や書き物の仕事がはかどるから良い?

たしかに考え事やライティングの作業に関しては喫茶店はとてもGoodです。

しかし、僕の仕事はコンサルティングでもなければライターでもありません。何か作業をしたいとなったときにはとても非効率となります。

ちなみにライターさんでも調べものが多いのであればデュアルで片方の画面でHPを見たり調べたりしながらやるほうがはるかに効率よいと思いますけどね。

外でも慣れると家と変わらない

三重県にいたときはずっと事務所で仕事をしていたので、初めて喫茶店で仕事をしたときはそれはもうテンション上がりまくりで、すごい集中力で仕事をすることができました。

しかしこれも慣れてくると家と変わらなくなる日が来ます。離れの部屋みたいなモンです。

大体、僕はベローチェという喫茶店に行き、いつもアメリカンをブラックで注文するのですが、「ミルクとシロップはおひとつずつでよろしかったでしょうか?」と毎回聞かれることにげんなりします。

「じゃあ、ベローチェばかり行ってないで他にも行けよ!」と思った方もいるでしょうが、いろいろと場所を変えたとしてもパソコンが変わるわけではないので一緒ですし、行動範囲はそれなりに絞られてくるので飽きるのは同じです。

一人暮らしで自炊していない人が毎日、近場の店をローテーションでまわって最終的には「全部飽きた」というのと同じです。

行動範囲を広げたらと思うかもしれませんが、たまにならまだしも日々の仕事をするためにわざわざ毎日遠出する気にはなりません。

あと、誤解の無いように言っておきますと、ベローチェは決して悪くありません。逆です。スタバとかファミレスとかホテルとか色々と行きましたが、一番居心地いいからこそ、そこばかりになっちゃうわけです。

仕事のオンオフの切り替えが難しい

ここまでの記事を見てきて「それならずっと家のパソコンでやれよ」と思った方もいるかもしれませんが、在宅ワークが一番きついのは精神面です。

仕事のオンオフの切り替えが難しいんです。仕事のスタートは毎日、スカイプでスタッフ全員でミーティングしてからはじめるので良いのですが、問題は終わるタイミングです。

家で仕事をしていると夜遅くまで仕事を平気でやっちゃいます。

じゃあ、仕事の量もすごいのか?というとそうでもありません。誰の目にも触れていないこともあり、ダラダラとやってしまうんです。結局は納期ギリギリになって焦って仕事をすることもチラホラ。

誰にも見られていないことで、やっぱりどこか気が抜ける部分があり仕事のスピードも質も落ちていきます。

事務所で仕事をしていたときは周りの目もあるので気を張って仕事をすることができました。

家に帰ってくると一気に気が抜けてヘトヘトになるのですが仕事のオンオフの切り替えがそれだけ出来ていたということです。

いまは常に気が張っているのか、常にゆるんでいるのかが自分でもわかりません。ものすごく中途半端なカンジです。周りからはラクな生活しているねといわれるのですが、前よりもはるかに疲れていますね。

とにかくモーレツに寂しいっ!!

昼間はずっと一人で仕事をしているわけですが、とにかく寂しさが半端じゃありません。

携帯電話、スカイプ、チャットでの打ち合わせで人とはガンガン話しているのですが、昼間、誰とも直接会わない時間が長いとこんなに寂しいのか?というのは自分でも驚きました。

夜は嫁さんがいるし、東京にも一年以上住んでいると友人も出来たので、飲みに行ったりしまくっているのですが、昼間、誰とも会わないというのは予想以上の苦痛ぶりです。

これは実際にやってみないとわからないと思います。

取引先との打ち合わせが多い仕事のノマドの人であればまた違うかもしれませんけどね・・・。

結果的に自分は週二回、加圧トレーニングにちょっと早めの時間から行くようになりました。よく頑張りますね!と言われますが、この生活スタイルじゃなければ週に一回行くかどうかだったと思います。

身体つきがよくなってきたことだけはちょっと嬉しいです(笑)

在宅ワーク、ノマドワークの適正チェック

ノマドが向いている仕事ってのは相当限られてくるというのは言わなくてもわかっている人も多いと思いますが、ノマドが向き不向きの人ってのもいますね。

以下、在宅ワークやノマドに向いている人かどうかを判断するための適正項目をいくつかまとめてみました。といっても個人的な意見なのでどこまでアテになるかわかりませんが(笑)

人間関係が無くてずっと一人でも全然大丈夫

僕も一人でいるのが好きなタイプだったので平気だと思っていましたが、全然ダメだということに気がつきました。

いつもノートパソコンでしか仕事をしていない

でかいモニター画面やデュアルモニターに慣れている人は小さなノートパソコンだけの仕事はかなりイラつくはずです。喫茶店の居心地がよくてもパソコン環境が悪いことにストレスを感じ始めます。

自分の意思が強い人

ノマドの特集ページをよく見ていて、この部分を書いている人が少ないのに驚きますが、このお仕事スタイルには自分の強い意思が必要です。

叱ってくれる上司、切磋琢磨するライバル、憧れのリーダーなど誰ひとり居ない中、自分ひとりで黙々と積み重ねないといけないわけです。

自宅で一人でトレーニングして、食事制限をしてダイエットを成功させるのと同じぐらい強い意志が必要です。ひとつひとつのやることは簡単だけど自分ひとりで続けるのはとても難しいことです。

オンオフの切り替えが上手な人

上でも書きましたが、いつでもどこでも仕事が出来るということはいつでもどこでも仕事のことばかり考えてしまいます。やるときはやる、やらないときはやらないというのをしっかりと割り切れないと、なんかずっと疲れます。

いまの時代、スマホなどでもメールチェックが可能なので余計にいつでも仕事のことを考えてしまいます。試験勉強中なのに部屋の中には漫画が大量に散らばっているような状態でしょうか?・・・うん、ちょっと違うかな?(笑)

家事、育児、介護など仕事以外にやることが多い

家でも働けるということは、仕事の合間に炊事洗濯をしたり、育児を手伝うことも可能です。実際、友人の中には親の介護をしながら仕事をしている方もいます。

こういった面では在宅ワークやノマドを有効活用されている方もいます。自分もいまはまだ子供がいませんが、いずれ子供が出来たら自分自身も家事や育児を手伝えるのは良いかなと思っています。

自分自身で考えて仕事環境を作れる人

在宅やノマドのスタイルにコレといったカタチはありません。普通の会社のサラリーマンであれば、社内環境や整っており、その会社の社内文化に合わせていけばよいのですが、ひとりで仕事をするというのはその環境を自分で作り上げていかなくてはいけません。

自分ひとりであってもこの環境作りが上手くいかないと在宅ワークやノマド生活は逆に辛くなると思います。

一緒に住んでいる家族の理解がある

一緒に住んでいる家族の理解はとても重要です。田舎のほうだと昼間っから家の近くをフラフラしているだけで「ちゃんと働いているの?」とかウワサになったりします。

実際、東京のほうですら同じ階に住んでいる人同士が僕のうわさをしていたこともあります。

そういった陰口に自分は平気でも家族が嫌がったりすることもあるので、注意が必要です。それだけのためにノマド生活をやめて事務所を借りている友人もいます。

一年以上経った現在の仕事と生活のスタイル

いろいろと試行錯誤してきた結果、現在はひと月の約半分は東京、ひと月の約半分は三重県の事務所で仕事をしています。あとは名古屋、大阪の出張など地方にいることもあります。セミノマドといったカンジですかね?

そんな言葉ないと思いますが笑って許してください。

「三重県に戻ったりする交通費もバカにならないのでは?」

たしかに東京から三重の往復の交通費だけで2万円以上かかるのですが、自分は月イチで名古屋と大阪での仕事もあるのでそこにあわせて三重に戻るカタチをとっているので大丈夫です。

大阪と名古屋の用事もある程度、融通が利くので名古屋に行って、三重に戻って一週間以上、事務所にこもって仕事をした後、大阪に行って東京に戻ってくるカタチです。

三重の事務所は当然ですが、東京の家と同じパソコン環境が用意してあるのでストレスもありませんしね。

以前までは嫁さんを一人でほったらかしで一週間の出張とか悪いかなと遠慮していて、名古屋、大阪の出張があっても3日や4日で東京に戻るようにしていました。

しかし、この生活と仕事のスタイルがあまりにも辛いと正直に話したところ、嫁さんもいまの生活を理解してくれています。

いまは月の半分ぐらいしか嫁さんと会っていないのですが、ずっと一緒に居るよりも、逆に以前よりも些細なケンカも減り、仲良くなった気がします(笑)

いつも会っていると会話も減ってくるのですが、会っていない期間が長いとその間の出来事などをお互い楽しく話し合うのとかすごく楽しいです。

さて、思った以上に長文となってしまいましたが、自分の在宅ワークとノマド生活のお話は以上となります。

いま、在宅ワークやノマドをお考えの方にとってこの記事が少しでも参考になれば幸いです。

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