シングルマザー

シングルマザーとして子どもを養っていくためのキャリアプラン

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

シングルマザーの中には、十分なお給料が得られていない、という人も多いと思います。

これからシングルマザーになろうとする人も、経済面での不安が大きい人が多いのではないでしょうか?

特にずっと専業主婦として生活してきてブランクが長い人や、就職経験の無いまま若くして結婚した方の場合は不安も大きいのではと思います。

仕事は、選り好みしなければいろいろとあります。
でも、自分と子どもの分の生活費を稼ぎ、さらには子どもにある程度の教育を受けさせるだけのお金も稼ごうと思えばある程度お給料の良い仕事を探さなければいけないものですよね。

スポンサーリンク

そこで、シングルマザーの場合はきちんとキャリアプランを考えておくことが重要です。
今回は、シングルマザーのキャリアプランの考え方についてお話ししたいと思います。

■今月シングルマザーにおすすめの記事はこちら■
シングルマザーに口コミで人気の人材派遣会社おすすめランキング

キャリアプランはライフプランと併せて考えよう

キャリアプランとは、仕事に関する今後の計画のことです。

一般的な会社員であれば、「就職して、○歳で係長になって、○歳で課長になって……」と考えていくことですね。
そして自分が考えたキャリアプランを実現するために、資格をとったり自己啓発をしてキャリアアップしていくわけです。

でも、人生は仕事だけではありません。
女性の場合は結婚や妊娠・出産によって仕事を制限されることも多いですし、それに合わせたキャリアプランを考えておくことが必要です。

そしてシングルマザーの場合は、子どもの成長に合わせたキャリアプランを考えておくことが大切です。

ライフプランとは、「人生設計」のことです。
シングルマザーの場合は子どもの成長を軸にして考えていく必要があります。

現時点で分かっている今後の人生を考えてみましょう。

子どもの成長に伴うイベントは主にこのようになります。

6歳:小学校入学
12歳:小学校卒業、中学校入学
15歳:中学校卒業、高校入学
18歳:高校卒業、大学入学
22歳:大学卒業、就職

もちろん高校以降は義務教育ではありませんから必ずしもこの通りになるわけでもありませんが、だいたいこのようになると思います。

そして、キャリアプランを考える際には、この子どもの成長を見越した上で計画しなければなりません。

ライフプランを考えてみよう

まず、ライフプランを考えてみましょう。

子どもの成長を軸にしてライフプランを考える場合は上記のように子どもの成長を考えるわけですが、このとき、どの程度の教育を受けさせたいのかも考えておくことが重要です。

十分にお金を稼げる自信がなく、はじめから子どもの教育に関しても諦めてしまう人も多いですが、シングルマザーでも子どもを大学に活かせることは十分に可能です。

「できれば高校までは公立に行ってほしいけど、大学はある程度好きなところに行かせてやりたい」

「できれば高校も私立に行かせてやりたい」

など、自分の希望も含めて考えてみましょう。
ちなみに、現在は私立高校でも就学支援金が出るので安くなっています。わたしたち親世代の頃とはかかる学費も変わっていますから思い込みであきらめてはいけませんよ!

また、子どもの習い事についても考えてみましょう。
シングルマザーだと、「余裕が無いから習い事なんてとても無理」と思っている人もいますが、シングルマザーでもフルタイムで働いていれば習い事をさせるゆとりがあってもおかしくありません。

小学校高学年ぐらいからは塾に通いだす子も多いですし、塾代などもいくらぐらい負担できるようになりたいか、というのをあらかじめ考えておくと良いですよ。

教育費でもっともお金がかかるのは大学ですが、大学でもかかる費用はピンキリです。
国公立の大学で自宅から通うのであれば、かかるのは大学の入学金と授業料、それからテキスト代、交通費ぐらいですから、400万円程度で事足ります。
でも理系の私立大学でしかも一人暮らしをさせるとなればかかる費用は1000万円を超えることもありますし、それだけの貯蓄ができそうかどうかを考える必要もありますね。

ちなみに、奨学金や教育ローンもありますから、「がんばって500万円は準備して、足りなければ奨学金や教育ローンを利用しよう」などと考えておいても良いかと思います。

シングルマザーの場合は日々の生活でいっぱいいっぱい、という人も少なくありませんが、今後のライフプランを考えておくことによって必要となるお金も分かってきますし、そのために何をすべきなのか、自身のキャリアプランを考える上でも必要な材料になります。
理想ばかり考えていても仕方ないことですが、ある程度自分の希望も込めつつ、今後のライフプランを考えてみてくださいね。

自分のキャリアプランを考えてみよう

では、いよいよキャリアプランについて考えてみましょう。

学歴も資格もない、ブランクも長い、という人の場合は、「自分には時給の安いパートしかない」とあきらめていることもありますが、そこであきらめずに本当にそれしか仕事が無いのかしっかり考えてみましょう。

子どもが小さいうちは、できる仕事は限られます。
働ける時間が限られているからです。

特に資格も無い、という人の場合は本当は事務職の正社員がよくても、滅多に採用されません。(事務職はもっとも倍率の高い職種だと思っても良いでしょう)
そこで結局はコンビニやスーパーなどのパートをする人も多いと思いますが、それでは稼げる金額も多くはありませんよね。

でも、もしすぐに希望の仕事に就けなくても、そこであきらめてはいけないのです。
時給の低い仕事にしか就けなかったとしても、その場合は休日や平日の夜を勉強の時間に充てて、資格の勉強をしてキャリアアップをすることもできます。

たとえば筆者の知り合いには、3人の子どもを持つシングルマザーがいますが、彼女は通信の大学に通って教員免許の取得を目指しています。
通信の場合は普段は大学に行く必要はありませんし、学費も4年間で100万円程度で済みます。
しかも教員免許を取得し、さらに採用試験を通れば収入が格段に増え、しかも安定するのですから少々苦労してでもがんばろうと思えるのだと思います。
(ちなみに、筆者自身も彼女と同じ大学で教員免許の取得を目指しています)

他にも、比較的資格が取りやすくしかも採用されやすい職種としては介護職でしょうか。
大変な仕事ではありますが、ヘルパーの資格を持っていれば採用されますし、そっから介護福祉士、ケアマネージャーと資格を取っていくことでキャリアアップしていくことも可能な仕事です。

他にもさまざまな資格がありますが、就職に有利な仕事や、独立開業することである程度の収入が見込めそうな資格であれば、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

また、たとえパートで入った会社であっても、会社によって、そして自身のがんばりによっては正社員登用もあるでしょう。
今パートとして働いている人でも、
今の職場で正社員登用や昇進はありそうか?
いずれ転職するときに、今の仕事は実績として通用するのか?
といったことを考えてみることもお勧めします。

「パートはパート」として使い捨てるような会社もあれば、「優秀な人ならどんな人でも活躍できるチャンスを与える」という会社もあります。
たとえば生命保険のセールスレディのような仕事は、どんな人でも採用される上に、優秀な成績をあげていればどんどん年収を上げることが可能です。もちろんそのような人は人にぎりではありますが、チャレンジしてみる価値はあるかもしれません。
もしくは、小さな若い会社であれば、パート出身であっても低学歴であっても、頑張っていれば昇進できるチャンスも多いように思います。

このように、どんな環境で働くかによってキャリアアップのチャンスも変わってくるので今の仕事についてもよく考えてみましょう。

子どもが小さいうちは、あまりたくさん働くことはできません。
でも、子どもはいつまでも小さいままではありません。

子どもが大きくなればそれだけ働ける時間も増えますし、そのときにどのような仕事をしたいのか、ということを考えておくことも必要です。
子どもが大きくなってくれば塾代やお小遣いなどお金もかかるようになります。
でも、もしそのときに何の準備もしておらず、ずっとお給料の低いパートのままではなかなかお金も貯まらないでしょう。

子どもとの時間も考える

自分のキャリアプランを考えるとき、どうしてもメインで考えるのはお金のことだと思います。

毎月の生活にいくらかかるのか?
子どもの教育費はいくらかかるのか?

それをもとに、
どのような仕事をすべきか?
ということを考えることになります。

でも一方で、子どもとの時間も考えなければならないのがシングルマザーです。

しっかり稼ごうと思えば、子どもを一日中保育園や実家に預けて働くこともできます。
でも、それで疲れてしまって休日も寝ているだけ……というような状態が続けば、子どもとの時間はほとんどありませんし、これは子どもの成長にとっても良いことではありません。

子どもとの時間は量より質が大事と言われていますから少しの時間でも良いのですが、しっかりと子どもと向き合える時間が取れるような働き方をする必要はあるでしょう。

また、一般的には「子どもが小さいうちはなるべく一緒にいてあげて、子どもが中学生ぐらいになったら働く時間を増やす」という人も多いですが、必ずしもそうとは限りません。

思春期という多感な時期に親とのコミュニケーションが不足しないように気を付けることも大切なんです。
子どもが幼児のうちは一緒にお風呂に入ったり食事をしたり、一緒の布団で寝たりと必然的にコミュニケーションはとれますが、子どもが大きくなるとそうもいきません。ですから、むしろ子どもが大きくなってからの方が意識的にコミュニケーションが不足しないように気を付けないといけないことも、考えておきましょう。

筆者のキャリアプラン

参考に、筆者が考えるキャリアプランをお話ししておきたいと思います。

わたし自身は子どもが3歳の時に離婚しました。
わたしは25歳でした。

わたしは大学中退(つまり高卒)で、特に使えるような資格もなく、運転免許も無く、仕事探しには苦労しました。
「土日祝休みでそこそこお給料の良い正社員」という希望の仕事には就けなかったので、とりあえずは接客業のアルバイトを始めました。

はじめのうちはとりあえず生活を安定させるのに必死だったのでキャリアプランなんて考えていませんでしたが、離婚後1年ほど経ったときに、「もっと収入が多くて安定した仕事をしなければ」と思うようになりました。

そこで、仕事に直結するような資格を取ろうかと考えました。
でも、仕事に直結するような仕事というのは多くはありません。「ユーキャン」なんかで宣伝している資格だって、大半は「あれば多少は有利」程度の資格が多く、「この資格を持っていれば食べるのに困らない」というような資格は無いと言っても良いでしょう。

わたしが考えたのは、税理士資格でした。
もともとファイナンシャルプランナーの資格は持っていたのですが、お金の勉強をしていても特に興味深く面白かったのは税制の勉強でしたし、難関資格の方がそれだけ就職にも有利かも、と思いました。
また、もともと接客業の経験が長く営業職の経験もあったので、税理士として独立することも不可能ではなさそうだ、と思いました。

ただ、税理士の資格というのは独学では難しいものです。
中には独学で勉強した人もいるとは思いますが、わたしの場合はなるべく早くに資格をとりたかったので、やはり学校に行く必要がある、と考えました。

でも、そこでもう一つの考えが浮かびました。
「せっかく数年の時間と100万円ぐらいのお金をかけるなら、わたしにはもっとやりたい仕事がある」

それが、「教師」という仕事です。
もともとわたしが中退した大学も教育大学で、教師になることは10代のころからの夢でした。
調べてみたところ、通信の大学でも教員免許を取得することは可能で、費用も100万円程度が相場でした。

しかも教員免許が取得できる通信課程のある大学が、地元にもあるということが分かり、「これならスクーリングのために遠征する必要もない!」と思ったわたしは大学へ入学することにしました。

この時点でわたしは27歳。ストレートで大学を卒業して採用試験に受かったとして、教員として働けるようになるのは31歳です。子どもは小学4年生。
これなら教員になってからハイペースで貯蓄すれば私立の理系大学だって十分行かせてやれる!と思いました。

ちなみに、そうやっていろいろ考えて前向きに頑張っていると、けっこう良いこともあるものです。
当時働いていたアルバイトでも、いつのまにか正社員になって、役職にもつくことができました。
その仕事はすでに退職しましたが、今の仕事は前の仕事よりもさらに収入が増えています。

がんばっていれば収入はある程度は上がるもんなんだな、とわたしは自分の経験を通して学ぶことができました。
これは、わたしが特別頭がいいとかでもありませんし、親からの援助を受けているわけでもありません。(親からの援助も、養育費もない完全に自分だけが頼りのシングルマザーです)

だからこそ、他のシングルマザーの方にも、「簡単にあきらめないでもっといろんな可能性を考えてみようよ!」って言いたいです。

さすがに「年収2000万円のシングルマザー!」みたいなレベルになるのは大変なことです。そんな人はほんの一握りしかいません。
でも、パート収入と各種手当で年収300万円弱、というところから、年収400万円!っていうぐらいには十分いけるのでは?というのがわたしの考えです。

そのためには、自分のライフプランとキャリアプランをしっかり考えて、そのために具体的な努力をすることが大切だと思います。
シングルマザーは何かと忙しいものですが、ぜひ、自分が今後どのように働いていきたいのか、考えてみてはいかがでしょうか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
スポンサーリンク

住まいの小箱の注目の記事


関連の記事