出産・育児

子どもが外で暴れたときの対応、正しいのはどれ?

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子どもは暴れます。

子どもは言うことを聞きません。

子どもは何度言っても分かってくれません。

子どもは親に何か恨みがあって困らせるようなことをするのかと言えば、そうではありません。

子どもと言っても一人の人間である以上、個性があります。

他の子はお行儀よくできているのにうちの子は暴れる、なんていう悩みを持っている人もけっこういらっしゃいます。

元気なのは良い事だけど、お店で暴れたり公園でわめいたり、とママを困らせてしまうこともありますよね。

そんなとき、親としてはどのように対処すべきなのでしょうか?

今回は、子どもが外で暴れたときの対応についてお話ししたいと思います。

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「繰り返し」が大切です

子どもが暴れたりわめいたりしておとなしくできない、というのはよくある悩みですが、そういう子が今日からいきなりお利口さんになることはありません。

ママとしては大変ですが、子どもには根気よく繰り返し教えていくしかないのです。

ましてや「魔の二歳児」と言われるような小さい子どもの場合はまだ言葉が通じない部分も多いですし、言い聞かせるにしても限界があります。

そんな小さい子どもが暴れるときの対処法を紹介しましょう。

あらかじめ「お約束」をしておく

まず、出かける前におやくそくをしておくことが大切です。

「今からスーパーに行ってお買い物するよ」
「歩くときはママと手をつなごうね」
「お店の中で走ってはだめだよ」
「お店の中で大きな声を出してはだめだよ」
「もし、おやくそくを守れなかったら家に帰るからね」

このように言い聞かせます。
これは出かけるときは毎回言います。

約束が守れなければ帰る

出掛けてから、手を振りほどいて走り出したり、お店の中で暴れたりした場合は、その時点で帰ります。

親からすればたまったものではありませんが、ルールを守れなければ「ゲームオーバー」です。
すぐに抱きかかえて、買い物途中であってもカゴの中身を戻し、すみやかに店外に出ます。そして帰ります。

大変ではありますが、これを繰り返していくうちに子どもは学習してくれます。

危ないことしたらすぐに叱る

つないだ手を離して走り出す、店の中で走る、なんていうことがあれば、その場ですぐに叱ります。

子どもは大人が思っている以上に記憶力がありませんから、帰ってから「おそとで走っちゃだめでしょ!」なんて言ってもポカンとしてしまいます。
何を怒られているのか分からないのです。

子どもが悪いこと、特に危険なことをしたときには、その場でぴしゃりと叱るようにしましょう。
「車にぶつかったら死んじゃうからダメなの」
「他の人にぶつかったら他の人がケガするからダメなの」
と、なるべくわかりやすいように叱ります。

ただ「走っちゃダメ!」と言うよりも、なぜダメなのかも合わせてシンプルに説明するようにしてくださいね。

そして、小さい子どもの場合はまだ言葉の意味を理解できないこともあるので、叱るときには表情を大げさに作るのもおすすめです。
あからさまに起こった表情をして叱ることができれば、子どもにも伝わりやすくなりますよ。

絶対にわがままをきかない

子どもがお菓子やおもちゃを買ってほしくてダダをこねることはよくあることです。
周りから見ていると案外微笑ましい光景ではあるのですが、親自身はイライラしてしまいますよね。

ちなみに、子どもがダダをこねていても「あらかわい~♪」なんて写メってる親を見ると、周りは微笑ましさから一変、親に対してイライラします。気を付けましょう。

子どもがダダをこねたからと言って、絶対にお菓子やオモチャを買ってはいけません。

子どもは何度も繰り返すことによって学習します。

「泣いて暴れる」→「お菓子買ってもらえる」

というようなことが続けば、子どもは「欲しいものがあれば泣いて暴れたらいいんだ!」と学習してしまいます。

「そんなバカな!」と思われるかもしれませんが、子どもは真っ白な存在です。
何も知らないのですから、親が教えていかなくてはならないのです。

「これでおとなしくしてくれるなら」と買い与えてしまうと子どもはいつまで経っても欲しいものがあると泣いて暴れるようになってしまいます。
子どもがダダをこねてもダメなものはダメ、と親が方針を貫くようにしてくださいね。

「やめなさい!」だけではダメ

スーパーなどで走り回っている子どもをちょくちょく見かけることがありますが、みなさんはどのように対処していますか?

よくあるのが「やめなさい!」と親が叱っている光景です。
でもこれは、実は正しい対処法とは言えません。

小学生ぐらいの子どもならそれでも良いのですが、小さい子どもの場合は「やめなさい」と言うだけではダメです。

子どもは何が悪いのかよく分かっていないのですから、まずは「なぜだめなのか?」という理由を話すことが必要です。

「他の人にぶつかったらケガをするからやめなさい」
など、なぜダメなのか、理由も合わせて説明してくださいね。

また、その際には遠くから叫ぶのではなく、子どもの近くまで行って、できればしゃがんで子どもと目線を合わせて言うようにします。
これなら自分に言われていることがはっきりと分かります。

そして、それでも言うことを聞かないようであれば店の外に出てしまいましょう。

この方が教育的な効果もありますし、さらに、お店に迷惑をかけることもありません。

「子どもが迷惑をかけるのは当然」だと思わない

家の中ならまだしも、外というのは公共の場です。

親以外の周りの大人も子どもに対しては優しくあるべき、少々迷惑をかけても小さい子どもだから仕方ない、そう思わないようにしましょう。

たしかに、世の中には意地悪な人もいて、子どもの挙動の一つひとつに難癖をつけてくるような人もいますが、基本的には親が、子どもが迷惑をかけないように調整すべきです。

たとえば、小さい子どもはお店の中でも自分の興味があるものはなんでも触ります。
触った結果落とすこともありますし、商品を破損させることもあります。また、全然違う陳列棚に戻してしまうようなこともあります。
これは、親がしっかりと見ておいてやめさせるべきです。

買うつもりのものを取らせてあげるのであれば良いのですが、手当り次第触らせるのはいけません。
こんなことを言っては気を悪くされるかもしれませんが、子どもの手は決して清潔ではありません。

よだれや砂などがついた手で売り物を触ることは、周りが許容すべき範囲を超えていると言えるでしょう。特に食品の場合は口に入れるものですから、むやみに触らせないようにしてくださいね。

無理に出かける必要はない

子どものイヤイヤ期には、やることなすことが大問題!ということも多いと思います。
いくら言い聞かせてもなかなか学習してくれるものでもありませんし、それではママも疲れてしまいますね。

そういう場合は、無理に出かける必要はありません。
真面目なママほど「一度決めたことは守らなきゃ!」と言わんばかりに毎日児童館に出かける人もいます。
でも暴れる子どもを連れて、周りに気を遣ってストレスを溜めるぐらいなら、出かけなくても良いのではないでしょうか。

小さい子どもを育てるのはけっこうストレスも溜まりますし、身体的にも疲れます。
わざわざイライラしに出かけなくても、もう少しイヤイヤが落ち着いてから少しずつ慣らすとう方法もありますよ。

買い物はネットでできます

児童館に行く、というわけでなくても、食料品など日常の買い物は必要ですよね。
でもこれすら、今はネットでできる時代です。

お店に行ってあれこれ見ながら献立を考えるのも楽しいものですが、子どもの暴れっぷりにまいっているときぐらいは宅配サービスを利用してはいかがでしょうか。

小さなスーパーでも宅配サービスをしているところは増えてきていますし、また、昔からおなじみの生協を利用しても良いと思います。
小さい子どもがいると送料が安くなったりもしますから、ぜひチェックしてみてくださいね。

子どもが暴れるのはどうして?

そもそも、子どもはどうして暴れるのでしょうか?

お利口さんにできる子どももいるのに、そういう子と暴れる子では何が違うのでしょうか?

暴れる子どもというのは、それはそれでその子の個性だと思います。
物事には二面性があります。
暴れる子どもというとイメージが悪いですが、元気で活発な子どもと言えばイメージが良いですよね。

一見おとなしくてお利口さんな子どもの場合は、おしゃべりが苦手だったり他人と接するのが苦手、というマイナス面もあるかもしれません。

子どもが暴れるからと言って、それは必ずしも悪いことではないということですね。

もし子どもが、元気が有り余っていて暴れるようであれば、外遊びを増やす、体を動かす習い事をさせるなど、子どもを疲れさせるようにしてみるのもおすすめです。

また、小さい子どもが暴れるというのは、ある程度仕方のないことです。
子どもは、まだコミュニケーション能力が未熟です。
自分が困ったときや何かやりたいことがあるとき、どのように伝えたら良いのか分からないのです。
だから、上手に伝えられなくて暴れるのです。

この場合は成長に伴ってコミュニケーションが発達すれば自然と治まるものですから、今だけだと思ってがんばりましょう。

また、自分の感情をコントロールできないのも小さい子どもの特徴です。
大人なら悲しくても泣くのを我慢できますし、誰かにムカついても面と向かって文句を言うことは少ないです。
でも子どもの場合はその場で発散させるしか方法を知りません。これも徐々に治まってくるので、子どもの成長を見守るのが良いでしょう。

子どもの自己主張というのは激しいです。
暴れるときも、この世の終わりのように泣き叫ぶことがありますね。
でもこれも、小さい子どもの場合は仕方ないことです。

子どもはまだ記憶力が未熟です。そして経験も乏しいです。
公園で遊びに行ったとき、帰り際に泣くことがありませんか?
帰るのがイヤだから泣くわけですが、これは、「帰ったらもうここには来れなくなる」と思っているのです。

「また今度来れるよ」と言っても、「前にも来たでしょ」と言っても、子どもは大して覚えていませんから、何度か行ったことがある公園でも「毎日が初めて」の状態です。
だから、「帰ったらもうここには来れない」と思って、この世の終わりのように泣くわけです。
これも、子どもが成長してくればちゃんと覚えられるようになりますし、「今日帰ってもまた来られる」ということが分かるので、子どもの成長を待つようにしましょう。

少し問題なのは、今までの対応がマズくて子どもが暴れるクセがついている場合です。
たとえばぐずったらすぐにお菓子を買い与えるなどの対応を続けてきた場合は、子どもは「泣いたらお菓子がもらえる」と学習してしまっています。
このまま成長すれば周りに迷惑をかけることも増えますし、本人のためにもよくありませんから、早めに方向転換するのが良いでしょう。

上記に書いてきた対処法を参考に、今までとは対応を変えていくようにしてくださいね。

子どもは泣いて暴れるようなことも多いですが、それはいつまでも続くわけではありません。
何度も繰り返し学習させることで徐々に成長していきます。

また、子どもは何も親を困らせてやろうと思って泣き叫ぶわけではありません。
あまりに子どもの暴れっぷりがひどいときには「わたしに何の恨みがあるって言うの……」なんて思いがちになりますが、子どもはそんなこと思っていません。

ママが被害妄想的にとらえてしまうとますます苦しくなってしまいますから、その考えはやめましょう。
暴れる子どもには繰り返し教えること、そして自分自身には「今だけ……今だけ……」と言い聞かせて、暴れる子どもと向き合っていくようにしてくださいね。

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