出産・育児

子どもが進んで片づけをしてくれるようになるための4つのポイント

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子どもにはきちんと片づけができる人間になってほしい……。

テレビで「ゴミ屋敷」や「汚部屋」と呼ばれるような家を見ると、ぞっとするものです。

でも、子どもはなかなかきれいに片づけしてくれません。

親がどれだけ収納を工夫してみても、どれだけ「片づけなさい!」と言ってみても、なかなか片づけてくれないものです。

そこで、今回は子どもが進んで片づけをしてくれるようになるためのポイントを紹介したいと思います!

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ポイント1:収納方法の見直しをしよう

まず子どもが片づけできない理由の一つは、

片づけが難しいから

です。

たとえ雑誌に載っているような収納テクニックを駆使しても、難しい収納方法だと子どもにとっては難しいものです。

たとえば引き出しの中を細かく仕切ってみても、何をどこに入れるのかが分からなければ結局はぐちゃぐちゃになってしまいますし、どう仕分ければ良いのかもわからないので仕切りの意味がなくなってしまいます。

また、収納場所があちこちに分かれてしまっている場合も注意が必要です。

このおもちゃは棚の中、このおもちゃはあっちのカゴの中、という状態になるとどこにどれだけの量を片づければ良いのかもわからなくなりますし、親としては種類別に分類しているつもりでも、子どもにはその分類方法も理解しにくいこともあります。

そこで、収納方法の見直しをしてみてはいかがでしょうか?

「放り込むだけ」にする

子どものおもちゃは、大きさ別に3種類に分けることができます。

・おもちゃのキッチンのように、収納できないもの

・ぬいぐるみのように、収納できて大きいもの

・ブロックのように、収納できてこまごましたもの

この中で、「収納できて大きいもの」というのは放り込むだけの収納にするのがおすすめです。
簡単な収納家具を使うなら、カラーボックスと引き出しを組み合わせたものが便利です。

大雑把に「ぬいぐるみ」「おままごと」「電車」といった具合に分類しておいて、引き出しにぽいぽい放り込むだけで片づけを完了できるようにやってみてはいかがでしょうか。

こまごましたものに関しても、「引き出しに仕切りをつける」といった分け方はせずに「こまごましたものは全部このバケツ」というぐらいざっくりした方が部屋は片付きます。
細かく分けて収納しても、結局遊ぶときはほとんど全部散らかすんです。それなら収納もひとまとめにした方が手間がありませんし、子どもでも片づけやすくなりますよ。

収納スペースにはゆとりを持たせよう

おもちゃの量に対して収納スペースが少ないのも問題です。

収納スペースが少ない場合は、収納方法がどうしても難しくなります。
「このおもちゃを下に入れてから上にこのおもちゃを入れないと引き出しが閉まらない」というような状態では小さい子どもは覚えられませんし、片づけの難易度が難しいほど片づけをやる気もなくなってしまいます。

ですから、もしおもちゃが多すぎるのであればおもちゃの量を減らすというのも大切です。
収納スペースを増やそうにも家の面積には限りがありますし、おもちゃが多いからと言って収納スペースを増やしてしまうとますます片づけが大変になってしまいます。

まだ使えるおもちゃでも、もう使っていないならリサイクルに出したり誰かに譲ったりしておもちゃを減らす努力をすることも必要ですよ。
併せて、無制限にどんどんオモチャを買ってくる夫やじいじ・ばあばがいる場合は「子どものため」ということを強調しておもちゃを買いすぎないように言っておくことも必要ではないでしょうか。

どこに、なにを入れるのか分かるようにしておこう

せっかくきれいに収納していても、子どもが遊ぶときにはすべて出してしまいます。
すると、片づけをさせようとしても子どもは何をどこに入れるべきなのかが分からなくなってしまいます。

「おままごと」「ぬいぐるみ」と仕分けしてみても、子どもがすべて出して遊んでいては片づけをするときには分からなくなりますよね。

そこで、子どもが簡単にわかるように、写真を貼っておくと良いでしょう。

文字が読めない子どもでも、写真が貼ってあれば分かりますよね。
収納した状態を写真に撮って、それを引き出しの正面などに貼っておけば、そこに写真通りにオモチャを入れれば良いだけなので簡単です。

また、部屋全体の状態の写真を貼るのも良いでしょう。
片付いた状態の部屋の写真を貼っておけば、「片づけをするときにはこの状態にすればいい」ということが理解できるようになります。

さらに、子どもが文字を覚えられるように、今はまだ読めなくても、写真と一緒に「ぬいぐるみ」「おままごと」などとひらがなで書いて貼っておくと良いと思いますよ。

ポイント2:先を見通すことを教える

なかなか片づけをしてくれない子どもは、なぜ片づけをしたがらないのでしょうか?

それは、

もっと遊びたいから

です。

もっと遊びたいからなかなか片づけないわけですが、そのまま片づけなければママに怒られますし、片づけが遅れたらテレビを見る時間がなくなったり、ご飯を食べる時間が遅くなったりもします。

そんなことは大人からしたら当たり前のことですが、子どもには先を見通す力がまだ育っていません。

物事を順序立てて考えることもできませんし、子どもにとっては「今がすべて」です。
これは残念ながら、小学生ぐらいになってもそんな感じです。

でも、親の働きかけ次第で少しずつ先を見通す力をはぐくむことはできます。

そのために、

「今からご飯食べるから片づけしてね。ご飯を食べ終わったらプリキュアのDVD見ようか♪」

というように、これから起こることを説明して、そのために今片づけをしなければならない、ということが分かるように説明するようにしましょう。

ただ「片づけなさい!」と言うだけでは子どもは嫌がります。

でも、「ご飯を食べるため」「プリキュアを見るため」という事情があれば片づけも進んでできるようになるでしょう。

子どもが小さいうちは、このように今から何をするのか、そのあと何をするのか、ということを頻繁に言っておくことで、先を見通す力がついてくると思います。
そして少し先を見通す力が育ってくれば、自分でも考えられるようになってきます。
遊びに没頭しているときは難しいですが、たまにふっと片づけてくれるようになり、徐々にその頻度が上がってくるものですよ。

ポイント3:時間を区切って片づけさせる

子どもに片づけをさせるには、時間を区切ることも大切です。

大人からすれば、「これぐらいの量なら5分で片付くな」というのが分かりますよね。

でも、子どもはそういった時間の感覚を持っていないので見当をつけながら片づけることができません。
それに飽きっぽいので、なかなかスムーズに片づけができないのです。

そこで、親が子どもに対して、「時計の長い針が12になるまでに片づけようね!」というように言ってみてはいかがでしょうか。

時間制限があると、子どもはゲーム感覚で片づけをできるようになります。
親の方も、ゲーム感覚を盛り上げるように楽しげに話すようにしたり、もしくはアップテンポのBGMを流して「この曲が終わるまでに片づけできるかな?」というように決めても良いかもしれませんね。

はじめのうちは時間内に片づけるのが難しくてもだんだんテキパキと片づけられるようになります。
また、はじめは親の方が指示していても、徐々に子どもが自分で時間を計算して片づけられるようにもなります。
ですから、子どもが小学校に上がるかどうか、ぐらいの年齢になったときには、「7時からご飯食べるから、その前にお片付けと手洗いをしましょう!」と言えば子どもが自分で逆算して片づけできるようにもなりますよ。

ポイント4:親が片づけ上手になる

実はもっとも大切なのは、親が片づけ上手かどうかです。

親が片づけできていなくて部屋が散らかっているのに、子どもに「片づけなさい」と言って効果があるはずがありません。

子どもは親の背中を見て育つと言いますが、それは本当です。

親の常識が、そのまま子どもの常識になります。

散らかった部屋が「普通」だと思っていれば、子どもは片づけの必要性も分かりませんし、片づけのやり方も分かりませんよね。
いくら子どもに片づけなさいと言ったところで理解できないというわけです。

子どもに片づけを教えるには、まずは親ががんばって片づけしなければなりません。
さらに、親がしんどそうに片づけをしていては意味がありません。

楽しそうに、もしくは当たり前の顔をして片づけをすることで、子どもも片づけをしようという気になるものです。

もし、普段から「片づけ面倒くさいな~」と言いながらイヤイヤ片づけていたり、散らかったままの部屋を放置しているなら、まずはそこから改めましょう。

片づけというのは生きる上でさ避けて通れないものです。
子どもが進んで片づけができる人間になるためには、収納を見直したり声掛けを工夫することも有効ですが、まずは親自身が片づけ上手を目指してがんばってみてくださいね!

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