出産・育児

ゲームは悪?ゲーム機を与える際に親がすべきこと

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みなさんのお宅には、ゲーム機がありますか?

テレビゲームが普及した頃から、「ゲームは教育に悪い」というようなことが言われています。

でも、実際にはゲームを持っている子どもはとても多いですし、親自身もテレビゲームに熱中したことがあるという人はとても多いのではないでしょうか。

まず、ゲーム自体が悪いのではありません。

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子どもがゲームばかりして勉強をしない。

ルールを守らずにいつまでもゲームをしている。

そういった問題は、ゲームが悪いのではなく、親や周りの家族のしつけができていない、というのが悪いのです。

子どもがゲームばかりしている、というのは、その状況を許してしまっている親に問題があると言えないでしょうか?

そこで今回は、子どもにゲーム機を与える際に親はどうすれば良いのか、ということをお話ししたいと思います。

事前にルールを決めておこう

まず、これは実践されている方が多いと思います。

ゲーム機を買う際には、事前にルールを決めます。

「平日は1日30分、土日は1時間まで」というような具合ですね。

そういったルールは、必ず必要です。

中にはパパがいきなりゲーム機を買ってきたり、じいじ・ばあばが買い与えたり、といったこともあってママはペースを乱されるわけですが、そんな場合でも必ず具体的なルールを決めておくようにしましょう。

抽象的なルールではいけません。
たとえば、「ゲームは買ってあげるけど、勉強もちゃんとしなさいよ?」と言う程度では不十分です。

これでは子どもはどれぐらいゲームをして良いのかはっきり分かりませんし、自分ではまだ大丈夫だと思っていたのにお母さんにいきなり怒られて不愉快な気持ちになることもあります。

そうではなく、事前にきちんとしたルールを決めて、そのルールを守らなかった場合はどうなるか、ということも決めておく方が良いでしょう。

たとえば、「平日は30分、土日は1時間まで」というルールを決めたとしたら、それを必ず守るように念を押し、もし守れなければ、ゲーム機は取り上げる、というように言っておいても良いでしょう。

子どもは案外ルールには忠実です。
「赤信号で止まりましょう」「ごはんの前にはいただきますと言いましょう」と同じぐらいの感覚をゲームに対しても持ってくれれば、子どももゲームをやりすぎることがなくなる場合もあります。

ルールを守ってくれない!

とは言え、多くの子どもはルールをしっかり守りません。
はじめにいくら言っていたとしても、時間をうっかり見逃してしまうことがあるからです。

ゲームに熱中すれば時計を見ることはありませんし、30ふんだけのつもりが40分50分1時間、と長引いていることもあります。

そうならないように、親もきちんと時間の管理をしておくようにしてください。
子どもがゲームを始めるときに、時間を確認させます。
「今何時?」と聞いて、子どもが「5時!」と言えば、
「じゃあゲームは何時まで?」と聞き、子どもが「5時半まで!」と答えます。

このとき、親が「今5時だから5時半までよ!」と言うよりも、子ども自身に時間を言わせる方が効果的です。

子どもがルールを守れるように、タイマーを使うのも良いでしょう。
ゲームを始めるときにタイマーをセットさせておけば、ゲームに熱中していても、ママが忙しく家事をしていても時間を知らせてくれます。

タイマーが鳴ったらゲームはそこまでにして、片づけさせるようにしましょう。

と、そこでやめてくれたら良いのですが、子どもはときに抵抗します。

「あとちょっと!」と。

そこで「じゃあキリのいいところでやめなさいよ?」と言ってしまうとダメです。
そうなると、子どもはキリのいいところでやめません。ずるずると続けて、ママがしばらくしてハッとして、

「あんたいつまでゲームしてるの!!」

と怒鳴ることになってしまいます。

毎日この調子じゃママも疲れてしまいますから、次第に怒鳴ることも減り、「いつかガツンと言わなければ……」と思いつつ、ずるずるとゲームをする時間が長くなってしまいます。

これを防ぐためには、やはり「具体的に」決めることが大切です。

子どもが「あとちょっとだけ!」と言ったら、「あと何分?」と聞きます。
「あと5分!」と言ったのなら、必ずそれを守らせます。

5分経ったら声をかけ、ゲームをやめるように言います。
それでも「あともうちょっとだけ!」と粘る子どもも多いですが、それ以上はいけません。

「ゲームは30分だけって言ったよね?でもあと5分だけって言ったよね?何回約束を破るつもり?」と話します。
子どもも、もっともなことを言われればそれ以上抵抗するのは難しくなりますし、多少不機嫌になりながらでもあきらめてゲームをやめるでしょう。

これを繰り返していけば、子どもはむやみに長時間ゲームをしようとは思わないようになりますよ。

「今回だけよ」とか「あとちょっとだけよ」というのを言ってしまうとルールが守られなくなってしまいます。
はじめに決めたルールは必ず守らせるようにしましょう。

ルールの改訂は認めよう

ゲームをする際のルールははじめに決めておく必要がありますが、そのルールは協議の上で改訂できるようにしておきましょう。
もし、はじめに決めたルールでは時間が長すぎる、と親が感じたときにはさらに時間を短くしても良いです。
逆に、子どもの方から「もっと長くしてほしい」という要求が出た場合には、その理由を聞いて、正当だと認められるならルールを変えても良いですよ。

たとえばRPGの場合は、「1日30分」というルールでは永遠にクリアできない可能性があります。
RPGというのは途中で「セーブ」しながら進めていきますが、30分だけではセーブポイントにたどり着けないこともあるのです。
「このゲームは1日30分ではクリアできない」というのは正当な理由だと思いますし、その場合はそのゲームをクリアするまでは「1日30分」ではなく「1日1時間、ただし週5日まで」というようにルールを改訂してはいかがでしょうか。

特に親がゲームをしない場合は、子どもがいくら説明しても親からしたら「屁理屈言わないでルールを守りなさい!」とかたくなに認めないことがあります。それではせっかくゲームを買ってもらっても子どもは楽しめませんからある程度親もどのようなゲームがあるのか、ということは情報収集すると良いと思いますよ。

なぜ時間制限をするのかを考えよう

そもそも、どうしてゲームをするときには時間を制限するのでしょうか?
ただ時間を決めてそれを守らせるのではなく、どうしてゲームの時間制限をするのかを、親自身もしっかり考えておくようにしましょう。

ゲームの時間制限をするのは、長時間ゲームをすることで他のことをする時間がなくなってしまうからです。

ご飯を食べる、お風呂に入る、親子間のコミュニケーションをとる、小学生なら学校の宿題をやる、というように、子どもも何かをやることはあります。

ですが、もしこれらのことがきちんとできているなら、そこまで厳しくルールを決める必要はないのではないでしょうか。

たとえば幼稚園児の場合は、家に帰ってくる時間も早いです。
15時頃に帰ってくるとして、そこからおやつを食べる、夕食を食べる、お風呂に入る、明日の準備をする、といった時間以外はフリーです。それなら、時間を少なくしなくても、多少多くても他のことに影響は与えないと思います。

ただし「もっと本を読んでほしい」とか「もっと外で遊ばせたい」と言う場合は、読書の時間も決めてしまうとか、毎週○曜日と○曜日はゲームはお休み、というように決めておいても良いと思いますよ。

一方、保育園児の場合は注意が必要です。
保育園児は帰宅時間自体が遅いので、そこから長時間ゲームをやるような時間はないはずです。
やるとしても、晩御飯ができるまでの時間、ぐらいではないでしょうか。

いくら時間があっても寝る直前までゲームをしていると寝つきが悪くなりますし、睡眠不足になってしまっては大変です。
保育園児や、小学生でも学童に行っている子どもの場合は親がしっかり時間を管理するようにした方が良いと思いますよ。

ゲームは本当に悪いのか?

ゲームばかりしていると攻撃的になる、暴力的になる、人の痛みがわからない子になる……。

ゲームはさんざんな言われようですが、だからと言って、ゲームが悪いと本当い言えるでしょうか?

これは筆者個人の考えですが、ゲームは不要だと思っています。
やれば楽しいのは間違いありませんが、もっと他にやるべいこともやりたいこともあるので、ゲームがなくてもいいんです。
わたしはハマりやすいタイプな上にやりこむタイプなので、かなり没頭してしまいます。そして、飽きたころに後悔するんです。時間を無駄にしてしまった、と。
テレビ番組でも、面白くもないのにうっかり見てしまったりしますよね。そして後悔しません?それと同じです。

だから、わたしは本当は子どもにはゲームをしてほしくないし、買いたくない。

でも、そうはいかないんです。
今や、ゲームを避けて生きることは不可能だと言っても良いぐらいです。

わざわざゲーム機を買わなくとも、ケータイを買えば友達がパズドラに誘ってきますし、パソコンで出来るゲームもたくさんあります。

ということは、たとえ親が買い与えなかったとしても、いずれはゲーム機に触れることは絶対にある、ということです。

それならば、親がゲームを禁止して子どもをゲームから遠ざけるのではなく、親が子どもにゲームを買い与えてルールをしっかり教え、子どもが成長したときにゲームから悪影響を受けないように教育した方が良いのではないでしょうか。

これはテレビ番組でも同じです。
人のことを「バカ」と言ったり、ツッコミのために叩いたりもしますが、それが暴力的だからダメ、子どもが真似するとイヤだから見せない、というのはかえって危険な場合があります。

テレビだって、一生避けて過ごすことはできません。
それなら親と一緒にテレビを見て、「こういうことは言ってはいけないよ」「人を叩くのはダメなんだよ」と教えておいた方が、善悪の区別のつく大人に成長してくれるのではないかと思います。

もし、そういった番組を徹底的に避けたとしたら、子どもは親のいないところでそういう体験をすることになります。
たとえば幼稚園でお友達が暴力的なことをしたり言ったりするのを見て、その善悪がよく分からないまま真似しまう危険性もあります。もちろん幼稚園なら先生が叱ってくれるわけですが、そういう基本的なしつけは本来は親がやるべきことでもありますし、また、親としても自分が知らないところでやるよりも、親が見ているところで気づいてくれる方が子どものことが分かりやすいですよね。

ゲームの種類によっては確かに暴力的なものもありますし、教育に悪そうなものもあります。
でも、それらをすべて禁止するのではなく、子どもが欲しがるなら買い与え、何が正しくて何が間違っているのかを教えてあげるようにすると良いと思いますよ。

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