節約

食器洗い機は本当に節約になるのか?

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グラスコップ

食器洗い機は、節約になる、という話は聞いたことはありませんか?

初期洗いを機械任せにするなんて、家事を手抜きするようで抵抗がある……という人も多いと思いますが、もし本当に節約になるなら、使ってみても良いかもしれませんよね。

さて、食器洗い機は、普及率は26.9%となっています。(総務省統計局「平成21年全国消費実態調査」より)4人に1人は持っている、ということになりますね。

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食器洗い機は汚れた食器をセットするだけで洗浄と乾燥までしてくれるものですから、忙しくて家事に費やす時間が取れない人にはとてもありがたいものです。特に、子どもがいる共働き世帯では重宝するものではないでしょうか。

さて、食器洗い機では、どれぐらいのコストがかかるものなのか、ここで確認してみましょう。

まず、電気代です。普通、食器を手洗いしていれば、電気代はかかりませんよね。かかるとしても、キッチンの照明代ぐらいでしょうか。でも、食器洗い機の場合は当然電気代がかかります。

食器洗い機にかかる電気代は、1回あたり18円です。(電気消費量(kwh)×22円で計算)1か月で540円、1年間では7,000円弱といったところです。けっこう高いですよね。

では、水道代やガス代についてはどうでしょうか。

水道代は、1回あたり、2.5円です。では、手洗いではどれぐらいになるかと言うと、水を流しっぱなしで洗った場合は、21.6円程度となっています。水道代に関しては、完全に食器洗い機の方がトクになります。というのも、食洗機の場合は、少量の水を機械内で循環させて使いますし、勢いよく水を噴射して、水圧によって洗浄するので少量の水でも十分なんですね。

ちなみに食器洗い機の水道代は1か月で75円、1年間で912.5円と非常に安いです。手洗いだと1か月で648円、1年間で8,000円弱になります。

ガス代は、1回あたり、10円程度になります。(プロパンガスの場合はもっと高額になります。)

食器洗い機は温水を使って洗うので、ガス代がかかります。もし、水を使用する場合は食洗機自身が水を温水に変えるので、それだけ電気代が上がります。

さて、手洗いで、温水を使用して洗った場合は、食洗機より水を多く使う分、ガス代も当然上がります。手洗いの場合のガス代は40円程度になります。

食器洗い機なら1か月で300円、1年間で3,650円かかることになりますね。手洗いの場合は、1か月で1,200円、1年間で14,600円かかります。

電気代だけ見ると食器洗い機の方がもったいないように思えてしまいますが、電気、ガス、水道のトータルで考えると、もうお分かりの通り、食器洗い機の方が安くなります。トータルでは以下のようになります。

【1回あたり】
・食器洗い機 30.5円
・手洗い   61.6円

【1か月あたり】
・食器洗い機  915円
・手洗い     1,848円

【1年あたり】
・食器洗い機  11,132円
・手洗い    22,484円

約2倍もの開きがありますし、年間1万円以上の差が出てくることになります。

食器洗い機の売れ筋商品の価格は6万円程度なので、6年使えばもとが取れる、という感じでしょうか。この計算は「1日1回使用」の場合なので、もし1日に2回使用するとなれば3年で元が取れます。

ただ、気をつけたいのは、手洗いの方法によっては、食器洗い機よりもコストがかからないかもしれない、ということです。

食器洗い機は、少量の洗い物に使うともったいないので、この計算では一般的な大きさの食器洗い機にしっかり食器を詰めたとして計算しています。つまり、手洗いの場合でも、4人家族分ぐらいの食器を洗うことを前提としています。

もし、夫婦だけなどの少人数の世帯なら、そんなに洗い物がでるわけでもないので、食器洗い機があっても節約にならないでしょう。食器洗い機を賢く使うには十分な量が溜まってからまとめ洗いをすることですが、一人暮らしや夫婦だけの世帯だと食器が溜まるのに2日かかるかもしれません。その間ずっと汚れた食器を放置するのもイヤですよね。

また、この計算では、手洗いでもお湯を使用しています。

実際にお湯を使用している人も多いかもしれませんが、節約しようと思っている人は水で洗っていますよね。冬でもゴム手袋を使えば水でも食器洗いは可能です。その場合は単純にガス代にかかるとしていた「40円」が浮くわけですから、その時点で食器洗い機よりもコストが安くなります。

食器洗い機があると、時間の節約になるのはたしかです。

貴重な時間を、家族との団らんに使ったり、自分の美容のために使うこともできます。そのことも考えると食器洗い機はとても良い電化製品なのですが、必ずしも節約になるというわけでゃない、ということを覚えておきましょう。

一般的な子どものいる家庭には向いているでしょう。また、手荒れがひどくて悩んでいる人にとっては、節約にならなかったとしても、十分な価値を見いだせると思います。(手荒れがなくなれば薬代が浮きますしね。)

食器洗い機は向いている人、向いていない人、というのがあるので、宣伝に釣られずに、本当に必要なのか、本当にトクになるのか、よく考えてから購入するようにしてくださいね。

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