貯金

貯蓄は分散することで貯まりやすくなる?

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お金を貯めるのが苦手だという人は、貯蓄方法が合っていない、ということが多々あります。
貯蓄初心者の方には、基本的には、まずは一つの口座に集中してお金を貯めていく方法がおすすめです。
それも自分で入金するのではなく、勝手に定期預金に振り替えてくれる「自動積立定期預金」がおすすめです。

あちこちにお金が分散してしまうと合計いくら貯まっているのかも分かりにくいですし、一つひとつの残高はなかなか増えてくれないのでストレスも溜まり、挫折しやすくなってしまいます。
一つの口座に集中して貯めるようにすると残高も順調に増えますし、金額が大きくなってくると達成感も得られやすくなります。

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ただ、この方法は誰にでもおすすめの方法というわけではありません。
お金が貯まらないことにストレスを感じてしまうタイプの人には、ピンポイントで集中して貯めるのがおすすめです。たとえば比較的時間にゆとりがあり、お金への意識も高いものの貯蓄が苦手、というような人ですね。ですから専業主婦の方には向いているかと思います。

でも一方で、まとまったお金があると使いたくなってしまう人もいます。せっかく貯めたお金なのですから安易に使ってしまってはいけないのですが、比較的忙しくじっくり家計について取り組む時間が取れない人は、お金がピンチになると深く考えられずに貯蓄を切り崩してしまう可能性もあります。

そんな人におすすめなのが、お金を分散して貯める、という方法です。
一つの口座に集中して貯めるのとは反対に、意図的にあちこちにお金を振り分けることで合計金額を分からなくしてしまうのです。
忙しくてお金が貯まらない!という人は、こまめに残高チェックもしませんから、「お金がなかなか貯まらない」というストレスは感じにくいと言えます。お金を貯めなければならないと思うもののお金があれば使ってしまう人や、ピンポイントで貯蓄する方法に失敗してしまった、という人は、試しに分散して貯める方法を選択してみてください。

ここでは、お金を分散して貯める方法を紹介しましょう。

一つの口座に集中して貯める場合は「自動積立定期預金」がおすすめですが、それは分散して貯める場合も同じです。また、自動積立定期預金以外にも「お金が勝手に貯まるシステム」はいろいろあるので、それらを使い倒しましょう。

たとえば、生命保険です。
生命保険は、毎月自動的に保険料が振り替えられますから、自動積立定期預金と同じように使えますよね。ただ生命保険の場合は長期的な貯蓄だと考えてください。途中解約すると元本割れしますから、老後資金のような今はまだ必要ないお金に関してのみ使いましょう。その場合は、変額終身保険がおすすめです。普通の終身保険と違って保険金額が増ええたり減ったりして、しかも最低保険金額は保証されていますから比較的リスクの少ない資産運用だと言えるでしょう。
また、養老保険であれば10年満期のものもありますし、10年後以降のために貯めておきたいお金の場合には利用しましょう。

よく、「保険と貯蓄は分けるべき」と言われますが、それは、それなりにお金の知識をつけて資産運用などができる人の場合です。
お金が貯まらない、という悩みを持っている人で金融知識が豊富な人というのはあまりいないと思いますし、「いくら増やせるか」というのは、もっと数百万、1000万といったお金が貯まってから考えるようにしましょう。

預貯金についても同じです。
より高い金利のところへ預けた方がトクなのは間違いありませんが、現在の情勢を考えれば、利率が高いところを選ぶと言っても大差なくいずれも雀の涙ほどの利息もつきませんし、もっと数百万円とか1000万円という大金が貯まってから預け先を考えるようにしましょう。

生命保険はたしかに、いま加入しても大して増えることはないかもしれませんが、より簡単にお金を貯める方法としては優れていますから、ぜひ利用したいものです。ただ、前述のように途中解約の場合は損になりますから、解約せずに済むように無理のない金額で加入するようにしてくださいね。

資産運用と言えば、投資信託や株、金・プラチナといったものもありますが、これらはいうれも積立が可能です。
積立投信、るいとう(株式累積投資)、金・プラチナ積立などがあります。
これらは証券口座を開設すれば利用できるようになりますし、開設手続きはネットと郵送のみで完結するところも多いですよ。「素人は投資に手をだすべきではない」という考えもありますが、手を出してみないことには知識は深まりませんし、ニュースにも敏感になれません。ただはじめは大きな金額にせず、1,000円単位で積み立てを始めるのがおすすめですよ。慣れていたら金額を増やしたり、積立の種類を増やしてみても良いと思います。

他にも、積立の方法はあります。
たとえば、生協(生活協同組合)の積立です。
生協の宅配を利用したり、コープ共済に加入する際には出資金を支払いますよね。1,000円や2,000円といった金額をはじめに支払いますが、出資金は積立することもできます。自分が設定した金額を積み立てることができて、配当がつくこともあります。(つかないことも多いのですが)
毎月銀行口座から引き落とされて少額から始めることができるのでおすすめですよ。
ただし出資金の場合はカンタンに引き出すことはできません。基本的には手続きをすれば、年度末に払い戻されることになっているので、すぐにお金が必要な場合は気をつけましょう。ただし、引越しのため生協を脱退するとか、災害などによって生活に困窮している場合にはすぐに処理してもらえることもあるので、お住いの地域の生協の規約を確認しておくと良いでしょう。
ちなみに積立ではありませんが、コープ共済の場合は余剰金があれば割戻金もありますよ。

さらに、百貨店の友の会もおすすめです。
こちらは1年間積立を続けると、1か月分をプラスして返還されるので、利率に換算すれば非常に高金利の積立だと言えます。ただし、そのお金は入会している百貨店でしか利用できないので注意しましょう。積立金額は5千円から設定できるようになっています。

もちろん、定番である自動積立定期預金や財形貯蓄も利用しましょう。
財形貯蓄や社内預金制度については勤務先によって制度の内容が違うので、会社で確認してみてくださいね。
自動積立定期預金の場合は、金融機関によって「1万円から」「1,000円から」と最低金額は違います。基本的にはメインバンク(給与振込口座)で設定するようにしましょうね。複数の口座で自動積立をするにもその口座に入金する手間が合っては手間が増えてしまうので、給料が入る口座にしておきましょう。ただ、複数の口座に収入がある人は、それぞれの口座で自動積立をしても良いでしょう。たとえば本業のほかに副業をしている人、夫の給料はA銀行で、妻のパート代はB銀行という人、また、児童手当や児童扶養手当などの収入がある人でそれぞれ振り込まれる口座が違う人は、あちこちで自動積立をしても良いと思います。

いずれも無理のない金額で始めて、様子を見ながら積立の種類や金額を増やしていくようにしてくださいね。
この方法で貯蓄をしていると、いつのまにかけっこうな金額が貯まっているものです。

四六時中お金のことを考えている人は少ないと思います。
特に忙しい人の場合は、年に数回考えれば良い方なのではないでしょうか。年に数回、時間のあるときにお金のことが気になれば、そのときに貯蓄金額を確認したり、貯蓄方法の見直しをするようにしましょう。こまめにチェックしたい人の場合はどうしても少しずつしか増えない貯蓄はストレスが溜まるものですが、数か月おきに確認すると大幅に貯蓄額が増えているので楽しくなりますよ。そうして、合計の金額が100万を超え、200万、300万と増えていけば、そのときに貯蓄をまとめてより有利な金利のところに預け替えるようにすると良いのではないでしょうか。
一見手間のかかりそうな分散貯蓄ですが、普段は放ったらかしにしていても勝手に貯まりますし、この方法を試してみたら案外自分には合っていた、ということも多いのでぜひ試してみてくださいね。

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