節約

子どもの習い事にお金がかかりすぎている人へ。

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子どもの習い事に、毎月いくらかけていますか?

スイミング、ピアノ、塾……。
子どもによっては、ほぼ毎日なにかしらの習い事に通っていることも珍しくありません。

でも、本当にそれだけの習い事をさせる必要はあるのでしょうか?

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習い事にかける費用の平均は?

「ベネッセ学校外教育活動に関する調査」によると、子どもの習い事にかける費用の平均は、幼稚園年長さんで1万300円、小学校6年生で2万2400円となっています。
小学生の場合は塾にお金がかかるので、2万円を超えることも珍しくないようです。

子どもが一人ならなんとかなりそうですが、子どもが2人、3人といると子どもの習い事だけで10万円以上かかっている、という家庭も多いのではないでしょうか?

ちなみにわたし自身はピアノとクラシックバレエをやらせてもらっていました。どちらも「発表会」があるものなので費用は高く、バレエは途中から週に3回通っていましたのでおそらく3万円程度はかかっていたのではないでしょうか。(特にクラシックバレエはお月謝以外にいろいろお金がかかるんですよね)
妹もいたので、少なくとも5万は月々かかっていたはずです。塾には行っていませんでしたが、もし塾にも行っていたらそれこそ10万円を超えてもおかしくないような状態でした。

日々の節約をがんばっていても、子どもの習い事が家計を圧迫しているという家庭は少なくありません。

でも、いくら子どものためとは言え、家計を圧迫するほどに習い事をさせるのは、本当に良いのかどうか、怪しいところですよね。

シャラポワは年間約360万円かかるスクールに通っていた!

テニスプレーヤーのマリア・シャラポワ。とても有名ですよね。スポーツに興味がないわたしでも知っているぐらいです。

彼女の家は、裕福ではありませんでした。
でも、小さいころにテニスを始め、お父さんが独学でテニスのコーチングを学んで教えていたそうです。
そして、小学校に上がるころに、アメリカのテニスアカデミーに入るために渡米します。このとき、お父さんは両親や、義理の両親からも借金をした上に、家族で渡米できるほどの資金がなかったためにお母さんはロシアに残ります。

そしてテニスアカデミーの学費は年間約360万円!
お父さんは英語も十分に話せなかったために、シャラポワを一人家に残して昼も夜も働きづめだったそうです。

結局、テニスアカデミーに入るときの試験で圧倒的な才能を見せつけたシャラポワは特別に奨学生としての入学が許可されて、その後の活躍はみなさんが知っているとおりです。

でも、普通、ここまでできるでしょうか?
お父さんの愛情は底知れないものがありますし、シャラポワ選手はその期待通り、いえ、期待以上の結果を出したわけですが、そうでなければ、普通は「有り得ない」と思うでしょう。

子どもの習い事に関しては、シャラポワのお父さんほどでないにしても、たいていの親は盲目的にお金を使ってしまいがちです。
もし、本当に一流のアスリートにしたいという思いがあるのであればそれも良いのかもしれませんが、あれもこれもと習い事をさせても、残念ながらプロになれるとは限りません。本当にプロにしたいのであればたとえばフィギュアスケートなら名古屋に移住するぐらいのことができないと難しいのではないでしょうか。

ですから、「スポーツを通して努力や友情、礼儀などを身につけてほしい」「一つぐらい得意分野をつくってあげたい」と思うのであれば、なにもそこまでお金をかけなくても良いのではないか、とわたしは思うのです。

お金をかけなくても子どもは成長する

子どもは、お金をかけなくても親がしっかり向き合っていれば変な方向に成長することはないはずです。

習い事を通して学べることはたくさんありますが、それは、習い事でなくても、学校や地域、家庭でも学べるものではないでしょうか。

「学校の授業以外に、なにかやらせてやりたい」と思われるのでしたら、たとえば学校でおこなわれている「スポーツ少年団」はおすすめです。地域によっていろんな種目がありますが、野球やサッカー、バレーボールあたりは定番ですね。

費用は年間で数千円から1万円程度なので、一般のサッカー教室などに比べるとかなり安いです。もちろんユニフォーム代や遠征費などは実費がかかりますが、それは一般の教室でも同じなので、格安でできる習い事としてはイチオシですよ。

また、学校のクラブ活動も良いと思います。
クラブ活動は強制加入の学校もあると思いますが、逆に自由申込で、小学校低学年から参加できるというところも多いと思います。強制ではなくても、なにかやらせたいのであれば申し込んでおくと良いでしょう。クラブ活動の場合は費用は実費がかかるだけなのでもっとも低予算でできますよ。スポーツ少年団に比べると、選べる種目も多いと思いますし、スポーツだけでなく文科系クラブもあるので幅広いです。

さらに、児童館のクラブを活用するのもおすすめです。
児童館では乳幼児向けの親子クラブや、小学生向けのクラブが設定されているところもありますし、学童に行っている子どもでなくても参加できるものもあると思いますので、ぜひ調べてみましょう。
ちなみに筆者の息子が行っている学童では、太鼓クラブと切り絵クラブがあり、どちらも無料です。

小学生も忙しい!

最近の小学生は忙しいなぁ、と、つくづく思います。
少子化の影響もあってか、子ども一人に対する期待が大きいのです。親や祖父母からの期待をいっしんに受けるものですからどうしても習い事も多くなり、忙しい日々を送っている小学生は多いと思います。

子どもでも「疲れた」「しんどい」が口癖になってしまっている子どもも多いと聞きます。本来、子どもはのびのびと遊んでこそ成長の幅を広げるものですから、あまりがんじがらめにはしたくないものですよね。

わたしは、あまりに多くの習い事を子どもにさせることに対しては否定的な気持ちを持っています。というのも、うちの息子にはお金をかけているわけでもないはずなのに、すでにけっこう忙しいのです。これに、さらに他の習い事も加わってしまったら子どもは遊ぶ時間がなくなってしまうのではないか?と思っています。
ちなみにうちの息子の場合は、学童の太鼓クラブと切り絵クラブ、学校のクラブ活動、スポーツ少年団のサッカー、そして放課後まなび教室に行っています。
サッカーとまなび教室は週2回、あとは週1回ですから、毎日なにかしらの習い事があるのと変わらないような状態になっています。

ちなみに「放課後まなび教室」とは京都市がおこなっているもので、放課後にボランティアの方に来てもらい、宿題や自由学習などを学校でするものです。

さらに特に決めてやっているわけではありませんが、たまにわたしがピアノを教えることもあります。強制したくないので本人が気が向いた時だけですが、ある程度楽譜が読めれば良いな、と思って教えています。

今のところどれも本人は楽しんで取り組んでいて、まだまだエネルギーは有り余っているようなので大丈夫そうですが、ここに塾などが加われば余裕はなくなるだろうな、と思っています。

ちなみにわたしは塾も不要だと思っているので、今後習い事が増えることはないかな、と思っています。
学校の勉強で怪しいところは家でドリルをやらせたりしていますし、高校生ぐらいになってどうしても学校の勉強だけでは足りないようならその時に考えるつもりです。ただ単に学校の勉強についていけないのであれば親であるわたしがフォローしますし、学校の勉強が物足りない場合は塾や家庭教師を利用したらいいのかな、と考えています。

今のところ、うちの息子はごくごく普通に育っていると思います。もちろんおバカなところも多いですし体格は小さいのですが、一方で秀でている部分もあるので全体的にはバランスがとれているかな、と。

子どもの習い事には、お金をかけなくても格安の習い事や無料の習い事だけでもさまざまな経験ができるものです。子どもの将来のことを思うとあれもこれもやらせたくなるものですが、あくまでも子どもの健やかな成長を重視するのが良いのではないでしょうか。

習い事をさせるなら早めに!

習い事をさせるのであれば、幼稚園・保育園のあいだや、小学校低学年ぐらいまでのあいだにいろいろやらせてみることをおすすめします。

このぐらいの年代はまだ勉強も大変ではありませんし、時間的にはゆとりがあります。子どもが興味をもったものはいろいろやらせてみても良いと思います。そうしていろいろやらせる中で、子どもが本当に続けていきたいものを、できれば小学校3年生ぐらいまでに決められると良いのではないでしょうか。

小学校3年、4年ぐらいになってくると徐々に学校の勉強も難しくなってきますし、また、習い事でも発表会や試合の重要性も増してくるのであれもこれもとたくさん習い事をしていると単純に「試合の日程がかぶってしまった」なんてこともあります。

もし、習い事をなにかやらせたいのであれば早めからやらせておいて、数年間のうちに絞り込んでいくのが良いのではないでしょうか。

最後に、子どもには習い事でお金をかけなくても、親がいろんな体験をさせてやれることは多いですし、地域の活動やイベントに参加することでもたくさんの経験ができると思います。
習い事をさせているからと言って子どもが思うように成長してくれるわけでもありませんし、結局は親がどのように子どもに向き合っていくか、ということが大切なのではないでしょうか。

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