引越し体験談

引越しのときに必要な原状回復の真実

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

現状維持イメージ

新しい家に引越し意をするとき、今住んでる家が賃貸であればきれいにして引き渡す必要があります。

原状回復

といった言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

原状回復とは、使っていた部屋をキレイにしてお返しする、という意味です。

スポンサーリンク

「原状回復」の意味を知ろう

ただ、原状回復というのは、すっかり元通りにして返す、というのとは少し意味が違います。
住んでいる期間にもよりますが、長年住んでいると、どうしても素材は傷んできます。畳や壁は日焼けするものですし、フローリングにはキズが付くものです。敷居も摩擦によって擦り切れていきますし、クロスが変色するのも仕方がないことですよね。
これらすべてをキレイにしようと思えば普通に掃除しただけでは太刀打ちできませんし、業者に清掃してもらったり、傷の修復工事やクロスの貼り替えなど大掛かりで費用のかかるものになってしまいます。

新居の契約にかかる初期費用や引越し費用にもお金がかかるのに、旧居の原状回復にまでお金をかけるなんて難しいですよね。

でも安心してください。
原状回復というのは、たしかにキレイにするということには違いありませんが、通常の生活をしている中でつく汚れや傷など、仕方のないものについては修復する必要はないとされています。また、年月の経過によって摩耗する部分についても同様です。新築で入居したからと言って、新築同然の状態にして返さなければならないものではないんですよ。

ちなみにどこまでが原状回復義務に含まれてどこからは義務がないのか、ということにいついては原状回復のガイドラインがありますので、そちらを参考にしてくださいね。

原状回復が敷金返還のカギ!

賃貸であれば、入居時に敷金を支払っていることが多いと思います。敷金と言うのは借主が家賃を滞納したり、部屋を汚したりして損害を与えた場合の担保として家主に預けるものです。つまり、退去するときにたとえば壁に穴が開いていた、というようなことがあれば、敷金の中から修理費用が支払われ、その差額が借主に返還されるというものなんですね。

もし、家をキレイにして返さなければ、修理費用やクリーニング費用として多額の費用がかかってしまい、敷金がまったく返ってこないどころか追加でお金を請求されることもあるんですよ。

また、家主によっては原状回復義務の無い、たとえばクロスの日焼けなどに対しても貼り替え費用などを請求してくることがあり、これには注意が必要です。

特に古い体質の家主にはこのようなケースが多く、高圧的な態度で請求してくるのも特徴となっています。でも前述のように原状回復のガイドラインがあり、それで支払う必要が無いとされているものに対しては支払い義務はないと交渉することができますから、言われる通りに請求書にサインすることは避けましょう。

ただ、原状回復のガイドラインというのはあくまでもガイドラインであって、法律ではありません。法律ではないことをいいことに多額な請求をしてくる悪質なケースもあるので注意しましょう。法律でないとは言え、裁判になればガイドラインに沿った判決がなされるのが一般的なので、無理に支払う必要はありませんよ。ただ穏便に済ませたいという場合は、泣く泣く支払って済ませる人もいるようです。

原状回復は家主の査定がある

引越しが決まれば、原状回復がなされているかどうか、家主・管理会社による査定があります。時期については、引越し当日、荷物を運び出してからということもあれば、引越しまでのあいだの都合の合う日、という場合もあります。

この査定によって原状回復で求められる費用が決まりますから、査定をクリアできるように対策しておくことが重要です。

基本的にはガイドラインに沿って問題なければ費用を請求されることは無いのですが、キズやカビ汚れに関しては判断に迷うこともあると思います。たとえばフローリングのキズでも細かいものは費用請求の対象とはなりませんが、キズがあまりにも多かったり、少し大きな傷がついている場合は修復費用を請求されるかもしれません。

少しでも有利に査定をしてもらいたい場合は、念入りに掃除をしておくことと、印象を良くする工夫をしておくことが重要となります。

まず掃除については、目立つ汚れがあるのであれば、徹底的に掃除しておきます。業者を呼んでまで掃除する必要はありませんが、少し高めの洗剤を買うぐらいの意気込みは必要だと思います。

そうして目立つ部分の汚れを徹底的に取り払えば家の中が明るくなりますし、印象も良くなりますよね。掃除は、特に汚れが目立ちやすい水周りを念入りにするようにしましょう。

さらに、まだモノがある段階で査定に来てもらう場合は、極力荷物は荷造りしておいて、不要なものは処分してからの方がおすすめです。不要なモノがごちゃごちゃと置いてあるのと、モノが少なくすっきりと片付いているのとどちらが好印象かは明らかです。

それから、玄関は特にキレイにしておきましょう。人間関係でも、第一印象は非常に大事です。同じように、家の顔とも言える玄関をキレイにしておくことで第一印象が良くなり、査定も悪い方向には行きにくくなります。

また、意外と重要なのが、本人の身だしなみです。
休みの日に査定に来てもらうからと言って寝ぐせのついた髪でスウェットのままで迎えるというのでは決して印象は良くありません。なにもスーツを着込む必要はありませんが、コギレイな服装をして、女性であればきちんとメイクもしておきましょう。さらにファッションだけでなく、振る舞いにも気を付けます。

玄関を開ける時には笑顔で、大きな声であいさつをし、質問に対してもハキハキと答えるようにすれば印象は良く、「この人に不当な請求はできないな」と思ってもらえるようになりますよ。

査定と言っても人間がおこなうことですから、少しでも印象を良くしておくようにしましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
スポンサーリンク

住まいの小箱の注目の記事


関連の記事