お部屋探し

ベランダ、窓……子どもを転落事故から守るためのポイント

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高層マンション

お部屋探しをするとき。お子さんがおられる、もしくはこれから子どもが撃荒れるご家庭にはぜひ気を付けてみていただきたいポイントがあります。

それは、窓もしくはベランダから転落する危険が無いか?

ということです。
小さな子どもが窓やベランダから転落する事故は、思っている以上に頻繁に起きています。転落によって大けがをするのはもちろんのこと、死亡事故も今までに何度もニュースで報道されています。

我が子を転落事故から守るために、お部屋探しの時点ではどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?

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ベランダの柵の高さ、室外機の設置場所に注目!

まず、ベランダの柵の高さに注目してみましょう。「○センチ以上の高さなら安全」という明確な基準はありませんが、建築基準法では110センチ以上とするように決められています。実際、110~120センチ程度の柵は多いと思います。

これぐらいの高さがあれば、大人は落ちることはありません。腰の位置よりも高いところに柵があれば、少し乗り出したぐらいではバランスを失って転落するようなことはないでしょう。ただ、子どもの場合は別です。子どもは身長が低いので乗り出す心配はありませんが、子どもというのは柵に登ります。

ちなみに、室内で起きた事故ですが、筆者の経験を紹介したいと思います。子どもが生まれたときに、義両親から立派なベビーベッドを買ってもらいました。柵の高さは120センチ程度の一般的な大きさのものです。

子どもが成長し、つかまりだちができるようになってからは、危険を感じてベッドの高さを下げました。はじめはベビーベッドの下半分は収納スペースとして使いますが、ベッドの位置を下げられるようになっているものが多いですよね。一番下に設定したのでまるで「オリ」のようになってしまいましたがせっかく買ってもらったものなので、手狭に感じるようになるまでは使おうと思っていました。

ところが、子どもが10か月ぐらいのときに、柵を乗り越えようとして、ベッドの外に転落しました。繰り返しますが、120センチ程度の高さのあるベッドです。しかも、ベッドの中には足場なんてありませんから、柵に足をかけただけで登ったわけです。

このことがあってからベビーベッドは使用しないことにしましたが、子どもの成長の早さ、そして好奇心というのはときに恐ろしいものだと感じた出来事でした。

このことからも分かるように、いくら建築基準法の基準を満たしていても、110~120センチ程度では危険があるということを知っておきましょう。
同様に、子どもが登れる高さに設置された窓にも注意が必要です。

次に見ておきたいのは室外機の設置場所です。
エアコンの室外機はたいていベランダに置かれているものですが、間口に対して縦向き、つまりベランダの柵に届くような形で設置されている場合は危険です。室外機程度の高さなら、それこそつかまり立ちができる程度の赤ちゃんでも登れてしまうことがあるので避けた方が良いでしょう。

室外機の設置場所としては、家の壁面に沿って設置されていて、かつベランダの柵までは十分な距離があるのが条件だと思っておきましょう。
また、ベランダに物置が設置されている場合は、物置の場所も同様にチェックしましょう。

特に家の中では靴を履いているわけではなく裸足でいることも多いです。靴を履いていれば登れないようなところでも、裸足なら簡単に登れてしまうことがあるので十分に気をつけましょう。

転落事故を防ぐには自助努力が必要!

ただ、ベランダの柵がとても子どもが登れないような高さになっている物件は少ないですし、結局は子どもが勝手に窓やベランダを開けられないようにする、という個人での自助努力が必要になります。

では、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?

窓は二重ロックにする

「子どもから目を離さないようにする」ということに気を付けていても、四六時中見ているのは難しいこともあります。
もう一人の子どもに気を取られているあいだに……
料理に気を取られているあいだに……
トイレに行っているあいだに……
ちょっとした時間でも、子どもは勝手に行動するものです。

ですから、窓のカギを開けられないようにするのがポイントです。
通常のカギでは、子どもの手が届く高さにありますから使い方さえ覚えれば簡単に開けられてしまいます。「まだそんなこと分からないだろう」と思っていても子どもは親の行動をよく見ているものですから案外分かっているものです。

そこで、手が届かない位置に、もう一つカギをつけましょう。
ホームセンターなどで後付けできるカギが売られているので、窓の一番高いところへ設置しておきます。そうすれば勝手に開けることはできなくなりますから、転落事故を防ぐことができます。

ちなみに、転落の危険があるのは窓やベランダだけではありません。
玄関から子どもが脱出して、廊下から転落する可能性だってあります。転落しなかったとしても、一人で家を抜け出してしまうこともありますから、玄関も二重ロックにしておくことをおすすめしますよ。

番外編:ママがベランダに締め出されないためのポイント

ここまでは子どもの命を守るためのお話をしてきましたが、ここからは少し息抜き?して話題を変えましょう。

小さなお子さんがいる家庭でたまに聞くのが、

「洗濯物を干しているあいだに子どもがカギをかけてしまってベランダに締め出された!」

ということです。話が通じるぐらいの年齢であれば良いのですが、小さいお子さんだと話も通じずそのまま他の部屋に行かれてしまっては一貫の終わりですよね。

笑い話のように話されることも多いエピソードではありますが、場合によっては子どもが室内で事故にあったりして危険をともなうことには違いないので、ママがベランダに締め出されないように対策しておく方法も紹介しておきます。

携帯電話は携帯すること!

まず、携帯電話を持ってベランダに出ていれば、外部に助けを求めることも可能です。家主や管理人室の電話番号を登録しておけば合鍵で入ってきてもらうこともできますよね。また、可能であれば旦那さんに緊急帰宅してもらうという方法もあります。

ベランダで洗濯物を干さない!

ベランダに出ている時間が長いと、それだけ締め出されてしまう可能性も高まります。

洗濯カゴを持ってベランダに出て、ゆっくり洗濯物を干すのを辞めてみてはいかがでしょうか。
つまり、室内で洗濯物をハンガーなどにかけてから、外に出すようにすればいいんです。室内で衣類をかけてからベランダに出れば、あとはささっとハンガーなどをかけていくだけで済みますから大幅に時間を短縮できますよ。

カギを外してしまうという方法も!

そもそも、カギを外してしまう!という方法もあります。カギをなくしてしまえば締め出される可能性は0%になりますから、心配な方はカギを外してしまえばどうでしょうか。ただしその場合は、お子さんの手が届かないところに鍵を2つ取り付けるなどして、防犯面の対策もしっかりしておいてくださいね。

また、取り外したカギは、お子さんが大きくなったとき、もしくは退去時には元通りに付ける必要があります。なくさないようにきちんと保管しておくようにしましょう。

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