節約

上を見ればキリがない!自分の適正な生活水準を知ろう

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あなたは、今の生活に満足していますか?

お給料が上がらない
サービス残業は当たり前
正当な評価をしてもらえない

などなど、お金に関する不満はたくさんあると思います。

日本人は不幸な民族?

ちなみに、OECD(経済協力開発機構)の調査によると、日本の幸福度は全36か国中21位でした。(平成25年5月の発表)

その中で「安全」は1位、「教育」は2位と上位に入っている項目もあるのですが、「仕事と生活の調和」については34位という結果に。

とは言え、日本は世界の中で比較すれば、間違いなく恵まれた環境にあると言えるのではないでしょうか。
安全でハイレベルな教育が保障されていて。

「お金がない」と言いながらも食うに困る人もほとんどいませんよね。
大半の人が言う「お金が無い」というのは、

「ご飯を食べるお金がない」

というわけではなく

「贅沢するお金がない」

ということです。

家計管理を任されているお母さんは「今月も赤字……」だなんて思っている人も多いと思いますが、よく見てみると案外無駄なお金を使っているケースも多いものです。

家計にゆとりがあるかどうかということは、幸福度にも大きく関係してきます。

「収入が上がる=幸福度が上がる」はウソ!?

そこで今より幸福になりたいために、「収入が上がればいいのに」って思いますよね。

でも本当にそうでしょうか?

年収1000万円以上ある人でも「お金が足りない」と思っている人はいますし、1000万円稼いでいてもキャッシングを利用した挙句に自己破産するような人もいるわけです。

すると、いったいいくら稼げば幸福になれるのか分かりませんよね。
そして、正直に申しますと、現在年収数百万円の人が年収2千万だとか1億だとかいう世界に行くというのはあまり現実的ではありません。

多少年収が増えたとしても、幸福度が上がらない人はたくさんいるということを理解しておかなければならないということですね。

今より年収が増えたとしても、それだけ仕事の責任が重たくなったり休日を削らなくてはならなかったりと、今よりも精神的につらい状況に追い込まれる可能性もあります。自分のための時間を犠牲にしてまで収入を上げたとしても、それを幸福と呼べるかどうかは分かりません。

そして、年収が上がればそれだけ贅沢することが増えてしまい、結局「お金が貯まらない!」という今と同じ悩みを抱え続けてしまうことにもなるかもしれません。

幸福度を上げるには「足るを知る」こと

足るを知る者は富む

という言葉があります。
老子の言葉で、「満足することを知っている者は、たとえ貧しくとも精神的には豊かで、幸福であるということ。」という意味です。

あれも足りない、これも足りない、と上ばかり見ていては、自分がすでに持っている幸福を見逃してしまうと思いませんか?

毎日ごはんが食べられて、とりあえずは住むところも着るものもあるのです。
そして、今この記事を読んでいるあなたはパソコンなりスマートフォンなりを所有しています。

十分に生きていける環境にあります。

ただ不幸なことに、わたしたちは毎日大量の広告、宣伝にさらされています。
するとあれも欲しい、これも欲しい、となってしまいます。
本当はそんなにたくさんのモノはいらないはずなのに。

「あれば便利」なモノはたくさんあります。
そのモノを手に入れることで気分が良くなったり、家事が楽になったり、見た目を良くしたりできるのかもしれません。
でもそれが手に入らないからと言ってストレスを感じているようでは、とても幸福にはなれませんよね。

自分に足りないモノばかりを考えていると、どんどん気持ちは沈んでいきます。
もしくは「あんたの稼ぎが悪いから!」なんて、夫婦げんかにもなりかねません。

実は、日本人の幸福度は若者の方が高い、という調査もあります。
これはなぜでしょうか?

幸か不幸か、今の若者は「良い時代」を知らないからです。
物心ついたころにはとっくにバブルは崩壊していて、要は「お金が無い」「就職が厳しい」「給料は上がらない」というのがスタンダードになっているのです。
ですから、今の状況が特に「不幸」だとは思いません。比べる対象が無いから当然ですよね。

一方、昔を知っている人たちは、「あのころは良かった」という気持ちが強いので、今のこの状況は「不幸」に思えてしまいます。

極端な話、今の若者の方が「足るを知る」ということを知っているということかもしれませんね。

ただ、足るを知るには、注意も必要です。
あれもこれもと望まずに今ある幸せに気づくということは大切ですが、だからと言って
やる気をなくしてはいけません。

今の若者はやる気が無いとかハングリー精神が無いとか言われることもあります。
足るを知ることも大事ですが、もっと上を目指したいという気持ちは大切です。
そうでなければ現状より良くなることはありません。

ですから、気持ちとしては「今が不幸だから幸せになりたい」というのではなく、「今は今で幸せだけれど、今よりもっと良くなりたい」という気持ちを持つと良いかもしれませんね。

具体的に!適正な生活水準を知ろう

少し精神論的な話が続きましたが、ここで言いたいのはもっと具体的なことです。

つまり、
「今の収入なら、どの程度の生活がちょうどいいのか」
ということを知ることです。

夢を語るだけならいくらでもできます。
でも、今年収300万円の人が、ベンツに乗りたいとか家賃30万円の家に住みたい、なんていうのは無謀ですよね。
将来的なことを夢見るのは良いと思いますが、現状では無理なのですから、できないことに対して不満を持つのではなく現状の収入でより良く暮らすための知恵を身につけた方がよほど幸福だと言えます。

そこで、きちんと自分の収入に見合った生活水準を考えてみましょう。
自分の収入の範囲でどの程度のことができるのかを分かっていれば、無謀な夢を抱いて無駄にイライラすることはなくなるはずですよ。

筆者の場合を例に解説

筆者の場合、ここ数年の平均月収は手取り18万円程度でした。
そして家賃や光熱費、通信費などの必要経費を引くと、食費やレジャー費などのやりくりに使えるお金は4万円程度でした。
4万円で食料や日用品を購入し、さらにレジャー費や美容代までまかなおうと思えばなかなか大変です。
幸い?家族はわたしと子ども一人という母子家庭なのでこれでも十分やっていけてたのですが。

4万円の生活費だと、ある程度の節約意識は大切です。
基本的にわたしは交際費はケチりたくないタチで、お誘いがあれば最大限参加したいものですから、普段の生活は質素に抑えていました。

だいたい、食費は1か月1万5千円程度。
買うモノのレベルとしては、

極力特売品を優先的に買う
お米は最低水準のモノ
時には中国産の野菜を買うこともある
肉は外国産の方が多い

といった感じです。

もし、自分のお給料に見合った生活水準が分かっていなければ、国産のお肉を買えないとかエクストラバージンオイルが買えないとか、ちまちまと不満を溜めていたかもしれません。
でも、自分の収入ではこのレベルに抑えておかないと支障が出るということが分かっているので、割り切ることができうるわけですね。

衣類に関しても、自分の水準を知っておかなければなりません。
わたしは長らく、百貨店で買い物するようなことはありませんでした。好きなんですけどね、百貨店。
子どもが小さかったということもあって、買い物に出かけるだけでも疲れる、という理由もありますが、通販で済ませることが多かったです。
いくらバーゲンが安くても、小さい子どもを連れていくのはかわいそうですし、結局買い物に行くための交通費や時間を考えると、通販の方がお得です。
楽天だとポイントが貯まるので、ほとんど楽天で済ませていたように思います。服も靴もバッグも。
でも、これがわたしの収入に見合った水準だと思えば特に苦になりませんでした。

結局、使えるお金は限られているのですから、どこにお金をかけるか、どこを節約するか、ということを明確にしておかないと、ストレスが溜まって幸福度が下がってしまうということです。

収入が上がった現在の筆者の生活水準

わたしは、去年転職をしたおかげで収入が上がりました。
手取り23万円程度ですから、5万円ほどゆとりができたというわけです。

そこで、生活水準も見直すことにしました。
生活水準を低いままにしておいた方がお金は貯まるのですが、さすがにもう少し生活水準を上げてもバチは当たらないだろうっていうことです。

そこで、まずは「まとめ買い」や「底値買い」といったことをやめました。
以前の仕事と違って時間にもゆとりができたので、こまめに買い物に行くようになりました。以前は安い時にまとめ買いをしていたものですが、今は過剰な在庫を抱えないようにして、家の中をすっきりさせることに成功しました。もともと、家にモノが多いとイヤなタイプなので、少々高くても必要なときにその都度買う、というスタイルで買い物ができるのはわたしにとっては幸せなことです。

また、生活水準を上げることによって、通販の利用頻度は逆に減りました。
買い物は通販より高くても、直接お店で見て自分が気に入ったものを買うようになりました。やはり通販だと微妙にイメージが違ったりサイズが合わなかったりということもあります。それでも安上がりなので通販を利用していましたが、今はちゃんと気に入ったモノを買うようになったので幸福度は上がりました。

月に5万円ものゆとりができたのは大きいです。
今まではかなり細かくお金の計算をしていたのですが、ある程度アバウトに計算しても
「お金が足りない!」ということにはならないので、お金の計算にかける時間は節約できるようになりましたね。

たしかに、以前と比べると大幅にゆとりが増えているのですが、以前も自分の生活水準を理解して生活していたので、以前は不幸だった、という感覚はありません。
今がより良くなってうれしい!という気持ちがあるだけです。

適正な生活水準を知れば、「お金が足りない」とは思わない

自分の収入に合った生活水準を維持していれば「お金が足りない!」なんていうことにはなりません。

わたしたちは日々いろんなものを買い、消費しています。
でもその中には、本当はいらないモノもたくさんあると思います。よく考えてみれば見栄のためだけに買っているようなものもたくさんあるのではないでしょうか。
そういうモノを排除して、自分に合った範囲でモノを買うようにすれば、お金に困ることは減らせると思いますよ。

ただ、現状に満足するのではなく、高望みをしないにしても、より良くなりたいという気持ちを持って上を目指すのも大切ですね。
それは、「足るを知る」ということを意識しつつ、さらに良い生活ができるようになるための努力も並行していくことが、幸福度の上昇につながるのではないでしょうか。

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